魔法戦士リトルパルファム-3- (ページ9)

今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:32,961 hit

。゜+゜。+ Miracle9-怪奇現象の謎を追え！- +。゜+゜。ページ9

.

ダイゴ「風雅くんの推測は、当たってそうやな」

斗亜「でも、この怪奇現象を起こしてるのが…彪太郎くんってこと？」

ダイゴ「リトルパルファムの仕組みを分からん状況で、精神的に不安定になってる…。パニックを起こして、暴走してしまってる可能性がある」

西村「なるほど…。何も分からん状況で変身してしまえば…」

風雅「パニックになって、無意識に魔法を使って騒ぎを起こしてしまう…」

斗亜「これを止めない限り、ずっと学校で怪奇現象が起こり続けるってこと…！？」

ダイゴ「そういうことや。怪奇現象って騒がれれば騒がれるほど、どんどん精神的に追い詰められてしまうはずや。早めの対処がえぇで」

風雅「こうなったら…」

西村「夜の学校に行くしかないな…」

斗亜「え、行くの…？」

西村「それしかないやろ！怖いけど、行くしかないで！！」

斗亜「うー…。まぁ…頑張るしかない…」

.

夜

大阪星ノ宮学園

斗亜「ひぃー…。夜の学校って、こんなに怖いん…？」

西村「想像以上やな…」

風雅「えっと…。昨日、音楽室のボヤが発生した時間は20時くらい。今が…」

時計を見ると、19時50分を示している

風雅「ちょうどいい時間やな」

西村「よし、行くで…！」

斗亜「みんなとはぐれなければ、大丈夫や…」

.

高等部

斗亜「ふえぇ…。怖いー…」

風雅「でも、電気点けるわけにはいかんし…」

西村「それこそ、警備システムが作動してしまうやろな…」

懐中電灯の明かりを頼りに、廊下を歩く

斗亜「でもさ、仮に…彪太郎くんがこの怪奇現象を起こしてるなら、何で夜の学校にいるんやろ…？」

西村「確かに…。部活は遅くても19時くらいまでやろ？」

風雅「特に、新聞部なんか時間指定は無いはず…。新聞部の部室に行ってみよか」

斗亜「そうやね…」

.