魔法戦士リトルパルファム-3- (ページ22)

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。゜+゜。+ Miracle10-不思議な少年ルウク- +。゜+゜。ページ22

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洋子「初めて見る子やな。初めまして、私はこの店のスタッフの松原洋子です」

ルウク「ルウクです…。まだ、この街に引っ越してきたばかりで…」

洋子「珍しい名前やな。斗亜くん、ルウクくん。好きなケーキを選んでえぇで。今日はケーキ2つ注文で、200円の特別セールの日やから」

斗亜「僕は、いつものショートケーキで！ルウクくんは、何がいい？僕がおごるで」

ルウク「じゃあ、一緒のやつでえぇよ」

洋子「ショートケーキ2つやな。用意するから、向こうのテーブル席で待ってて」

斗亜「はい！」

テーブル席に座る2人

ルウク「キレイなお店やな。いつも、ここに来てるん？」

斗亜「うん。最近はちょっと…来れなかったんやけど。このお店のケーキは500円以内で食べれるから、僕たち学生でも通いやすいねん」

ルウク「なるほど…」

斗亜「ルウクくん、いくつなん？ぱっと見…同い年くらいに感じるんやけど…」

ルウク「15歳やで」

斗亜「僕が8月で16歳やから…1つ年下？」

ルウク「そうなるかな。俺、4月生まれやから」

斗亜「そっか。じゃあ、中学3年生なんやね」

ルウク「…うん」

洋子「お待たせ。ショートケーキ、2つやで」

ショートケーキをテーブルに置く洋子

斗亜「ありがとうございます！」

ルウク「ありがとうございます…」

洋子「それじゃあ、ゆっくりしてってな」

斗亜「はい！じゃあ…いただきまーす！」

ケーキを一口食べる斗亜

斗亜「んー！！やっぱり、洋子さんのケーキは最高やぁー！！」

ルウク「美味しい…！」

斗亜「美味しいやろ？このお店のケーキ、いろんなの食べたけど…やっぱりショートケーキが1番好き！」

ルウク「シンプルで定番やもんな。ホンマ…美味しい」

斗亜「やっぱり、今日は来て正解の日やった。ルウクくんに会わなかったら、来るかどうか躊躇ってたもん」

ルウク「そうなん？」

斗亜「ホンマは…学校の友達と一緒に来たかったんやけど…。みんな、部活とかそれぞれ用事があって…」

ルウク「ふーん…」

斗亜「だから、ルウクくんに会えて良かった。あ、そういえば…自己紹介してなかった。嶋崎斗亜っていいます」

ルウク「斗亜くん？俺も…斗亜くんに会えてよかった。こんな素敵なお店を教えてもらえたから」

斗亜「ホンマに？それは、嬉しいな」

ルウク「…」

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