魔法戦士リトルパルファム-3- (ページ16)

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-Miracle10:不思議な少年ルウク-

雑貨屋【Miracle Magical】

斗亜「ダイゴさん！4人目のリトルパルファム、見つけましたよ！」

岡崎「は、初めまして…。岡崎彪太郎です…！」

ダイゴ「君が4人目か。俺は、この店の店主をしているダイゴ。まぁ、この店の店主というのはこの世界での仮の姿。ホンマは…『パルファム王国』という魔法の世界の魔法使いや」

岡崎「魔法使いなんですね…！凄い…！」

パフニャン「パフニャンは、ダイゴと一緒にこの世界に来たニャン」

岡崎「そうなんやね。あの…斗亜たちから話はある程度聞いたんですけど、どうして俺はイレギュラーな形になったんですか？」

ダイゴ「うーん…？それは、ちょっと…俺にも分からんな。でも、無事に合流出来たから安心やで」

風雅「彪太郎が見つかるまで、ホンマにどうしようかと思ってたからな」

西村「手がかりも少ないから、見つかるか不安やったもんな」

風雅「ていうか、彪太郎は俺の香水の匂い…気付いてたん？」

岡崎「何となく…教室内でフローラル系の匂いはするとは思ってた。でも、誰も何も言わんから…」

斗亜「まぁ…香水は校則で禁止されてるし、気付いてても言い出せへんよな」

西村「俺は斗亜からスイーツ系の甘い匂いを感じた時、ビックリしたもん。まぁ、これが仲間探しの鍵になったけどな」

ダイゴ「とにかく、無事にリトルパルファムは4人になった。残りは1人やな」

斗亜「最初は集まるか不安やったけど…4人になって嬉しい！」

ダイゴ「そうやな。あ、カズヤくんにも報告しようか」

西村「めっちゃ、心配してましたもんね」

水晶玉で、カズヤに通信をする

ダイゴ「カズヤくーん！！」

水晶玉にカズヤが映らない

斗亜「あれ？」

風雅「いないな…」

ダイゴ「カズヤくーーん！！」

カズヤ『うわああぁぁ！？…あ、ダイゴか』

水晶玉にカズヤの姿が映る

ダイゴ「カズヤくん、どうしたん！？」

斗亜「凄いクマが…」

カズヤの目元に、濃いクマが出来ている

カズヤ『だって…この数日、4人目のリトルパルファムのことが心配で寝れへんくて…』

西村「あの、もうその心配はいらないですよ」

風雅「4人目が見つかりましたから」

カズヤ『ホンマに！？』

斗亜「はい！」

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