魔法戦士リトルパルファム-3- (ページ12)

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。゜+゜。+ Miracle9-怪奇現象の謎を追え！- +。゜+゜。ページ12

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リトル・スイート「彪太郎くん、リトルパルファムの力は…みんなを怖がらせるための力やないで！！」

リトル・シトラス「うるさい！！俺はっ…あなたたちとは、違うんや！！」

電磁波がリトル・スイートに向かってくる

リトル・スイート「！！」

リトル・アクア「トア！！」

リトル・スイートを庇い、電磁波を浴びてしまうリトル・アクア

リトル・アクア「うぅっ…」

リトル・スイート「大丈夫！？」

リトル・フローラル「何が、俺たちと違うんや？リトルパルファムに変身出来るのに、仲間やないって言うんか？」

リトル・シトラス「俺はっ…あなたたちみたいに、戦えない…」

リトル・フローラル「え…？」

リトル・シトラス「俺は…強くない…」

リトル・スイート「彪太郎くん…」

リトル・アクア「つまり…俺たちが戦ってるところを見て、記憶が残ってるんやな？」

リトル・シトラス「この前のテニスコートでの騒ぎ…ずっと見てたんや。数日前に、俺のところに現れた不思議な香水は…こうやって変身するためのモノって、そこで知ったんや」

リトル・フローラル「やっぱり、突然マジカルコロンが現れたんか…」

パフニャン「マジカルコロンを手にした経緯を教えてほしいニャン…！」

リトル・シトラス「俺…無理やり、新聞部に入れられて…。怖い先輩たちに逆らえなくて、ずっと言いなりになってて…。でも、本当はテニス部に集中したい…。怖い先輩たちに立ち向かう勇気が欲しい…。そう思ってたら、黄色の光が現れて…」

リトル・スイート「パフュー魔と戦ってたわけやないのに、何でマジカルコロンは彪太郎くんの前に現れたんやろ…？」

パフニャン「もしかしたら、彼の『立ち向かう勇気がほしい』という願いに、マジカルコロンが反応してしまったのかもしれないニャン…！」

リトル・フローラル「なるほどな…。だから、カズヤさんが知らないうちに…」

リトル・シトラス「この香水は…俺が強くなるためのお守りになるかもしれない…。そう思って、ずっと隠し持ってたけど…。本当の用途を知ったら、自信無くなって…。先輩たちに『次の校内新聞が出来るまで、家に帰るな』って言われて…。もうっ…こんな状況に耐えられないって思ったら、急に変身出来るようになってしまって…」

リトル・フローラル「やっぱり、先輩たちからのいじめがエスカレートしてたんやな…」

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