。゜+゜。+ Act31-浩大と施設の子供たち- +。゜+゜。 ページ25
.
ジョーカー「…ボクは、ここに来た理由を知らないんだ！」
小田「うわ！日本語で聞こえる！」
稲葉「凄い…！」
ジョーカー「本当は8月だけ…日本で暮らすはずだった。でも、お父さんとお母さんが日本の生活を気に入った。だから、ずっと日本で暮らすことになった」
スペシャル・スペード「もしかして、君は日本に残りたくなかったのか？」
ジョーカー「ボクも日本の生活、気に入った。だから、日本が嫌いなわけじゃない」
スペシャル・スペード「…」
ジョーカー「ある日、突然…家に知らない人が来た。そして、ここに連れて来られた。理由を聞かされないまま、ボクはここで生活することになった…」
スペシャル・スペード「本当に、ここに来た理由を知らないんだな…。でも、日本語が理解できないから…その理由を知ることも出来ない…」
ジョーカー「そうだよ…。日本語が分からない…。ここにいる人たち…怖い…。早く…お父さんとお母さんのところに、帰りたい…！」
海琉「ブランデン！僕たちは怖い人じゃないよ！」
小田「大丈夫だよ！」
スペシャル・スペード「君がつらいのは分かった。でも、君がみんなに対して心を開かなかったら意味がない。彼らは君と友達になりたいと言っている」
ジョーカー「出来ないよ…。ボクは…ここでは生活できないよ！！」
ペンダントのジュエルが光り、ジョーカーのパワーが増幅する
ジョーカー「Noーーー！！」
ジョーカーの周りに大量のアルファベットが現れ、襲い掛かってくる
海琉「うわあぁぁ！！」
稲葉「ブランデン…どうやったら、僕たちに心を開いてくれるの…？」
悠仁「俺たちは…友達になりたいのに…」
スペシャル・スペード「…」
スキルカード『アイテムカード』をスラッシュすると、青い細身の剣が出てくる
スペシャル・スペード「はぁ！！」
襲い掛かってくるアルファベットを器用に剣で振り払い、海琉たちを守る
小田「凄い…！」
海琉「かっこいい！！」
悠仁「スペシャル・スペードに、そんな武器があったんだ！！」
.
。゜+゜。+ Act31-浩大と施設の子供たち- +。゜+゜。→←。゜+゜。+ Act31-浩大と施設の子供たち- +。゜+゜。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あきか
| 作成日時：2019年11月23日 20時
