Let'sGo! 東京B少年！！-20- (ページ10)

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アイドルたちの夢 -177- ページ10

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Mr.KINGの控え室

紫耀「わざわざ、あいさつに来てくれてありがとう」

奏「今日は、よろしくお願いします」

紫耀「若いマネージャーさんだね。君がこの子たちをお世話しているんだね」

奏「はい…。まだ…新入りですけど」

紫耀「んー…そうなの？俺にはそう思えないけど…」

奏「え？」

紫耀「若いけど、凄く仕事が出来そうなマネージャーさんに見える」

奏「…」

藤井「僕らのマネージャーは、本当に仕事が出来ますよ！」

奏「おい、藤井…！」

藤井「だって、本当じゃーん」

海人「あはは。信頼されてるね」

廉「ええことやと思うで。アイドルに信頼されるマネージャーは、幸せやと思う」

奏「…ありがとうございます」

海人「そういえば…。メンバーには、あの事を話した？」

藤井「あ、はい…」

奏「活動休止って…本当なんですか？」

紫耀「本当だよ。俺が原因なんだけどさ…」

廉「紫耀は、ちょっとした持病があって…。それが、ここ最近のハードスケジュールが影響して悪化してしまったんです」

飛貴「そうだったんですね…」

紫耀「今日のこのステージが、ファンの人たちの前に立つ最後のステージになる。これ以降の仕事は、廉と海人はソロで熟してもらう予定」

藤井「まだ公表していないんですよね？」

海人「年明けに正式に発表するよ。でも、ファンの人に向けてはメッセージをファンクラブ経由で既に出してあるんだ」

龍我「そうなんですか！？」

岩崎「この前、ファンクラブメールで届きました。いきなり活動休止って発表するよりも、事前にお知らせがあった方がファンの人たちも混乱しないだろうし…」

廉「SNSでは、大騒ぎみたいやけどな…。でも、これが俺らが出した決断やからな…」

紫耀「海人から聞いたよ。君たちの目標が俺らなんだよね？」

藤井「はい！」

紫耀「俺らに憧れてくれて、ありがとう。君たち新人が…これからのアイドル業界を引っ張る存在になる。期待しているよ」

藤井「まだまだ未熟ですけど、精一杯頑張ります！」

紫耀「…本当、君たちに出会えて良かった」

藤井「え…？」

紫耀「今日のライブ、お互いに楽しもうね」

5人「はい！！」

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