Let'sGo! 東京B少年！！-20- (ページ30)

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アイドルたちの夢 -197- ページ30

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ステージでは、『PERFECT』のパフォーマンスが始まる

優斗「(この歌、俺がアンチのことで悩んでる頃に歌った歌だ…。懐かしいな…)」

那須「(アンチで悩む優斗のために、響さんが用意してくれた歌…。この歌の頃から、やっと2人の絆が深まったんだよな)」

自然と背中合わせになった歌う2人

優斗「(雄登の背中…やっぱり、変わったな。大人になった感じがする)」

那須「(優斗の背中は、いつも大きいと感じる。あの頃はいつも…『早く大人になりたい』って思ってたなぁ…)」

優斗「(今はもう…一緒のグループじゃないけど…)」

那須「(こうやって、また一緒に歌うことが出来た。本当に…提案して良かった…)」

『PERFECT』を歌い終わる

優斗「…改めて、You Trickでーーす！！」

歓声が響く

優斗「えー…皆さん、お久しぶりです！髙橋優斗でーす！」

那須「那須雄登でーす！」

優斗「まさか、ここでYou Trickが復活するとは…。みんな、びっくりしたでしょ！？」

那須「サプライズ演出でーす。メンバーにも内緒にしてたので、今頃ステージ裏で驚いてると思う」

優斗「だろうね！まぁ、雄登はこの後に東京B少年としてのステージもあるので、楽しみにしててください！」

拍手が起こる

優斗「あのー…皆さんも憶えてると思うんですけろ…。俺、ここから落っこちたんですよ！」

立っているセンターステージの端を指差す優斗

那須「！？」

優斗「あの時さぁ、何が起こったのかと思ってさぁ…」

那須「止めてー…思い出させないで…」

優斗「あはは！ごめん！！」

那須「さっき、『スワンソング』踊ってた時に内心は冷や冷やしてたんだからな？」

優斗「そうだったの？」

那須「でも、リベンジ出来て良かった。このサプライズを考えた理由の1つだからね」

優斗「そうだね。3年前と同じ構成、同じ衣装。当時のファンの人たちが見たら、感激だろうね」

那須「大昇が泣いてそうだなー…」

優斗「あ、メンバーにいるんだっけ？俺らのファンの子」

那須「そう！後で感想聞こうかな」

優斗「聞いたら教えてね」

那須「うん、言うよ」

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