Let'sGo! 東京B少年！！-20- (ページ29)

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アイドルたちの夢 -196- ページ29

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『スワンソング』のイントロが流れると、大歓声が響く

優斗「(よっしゃ…！大成功…！)」

那須「(あの日と…同じ景色…。本当に、戻ってきてよかった…！)」

3年前と同じステージ構成で、パフォーマンスをする2人

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関係者席

奏「マジかよ…」

今野「これ、予定に組まれてたか？」

奏「B少年の出番の前に、謎の空白の時間があったんだよ。まさか、You Trickの出番だとは思わなかった…」

矢花「でも、これはある意味正解じゃないか…？」

作間「何で？」

矢花「あいつらにも言ったんだけど、Love-tuneの後のパフォーマンスは盛り上がらないんだよ。でも、これを挟むことでそれを避けることが出来る…！」

今野「那須が考えたのかもな。自分が過去に所属していたユニットを復活させることで、別の意味で盛り上がる。それで、Love-tuneの思惑を壊そうとしたのか…」

大光「あいつ、なかなか考えるな…」

奏「…良かったな、那須…優斗…。3年前の…リベンジか…」

舞台裏

藤井「凄い…」

岩崎「You Trick…」

藤井「大昇…？」

岩崎「今、ステージに立っているのは…東京B少年の那須雄登じゃない。紛れもない、You Trickの那須雄登だ…！」

感激のあまり、泣きながらステージを見ている岩崎

金指「大昇、泣いてる…？」

岩崎「だって、嬉しいんだもん…！3年前と同じ衣装だし…！」

藤井「衣装まで同じなの…！？」

金指「よく憶えてるね…」

飛貴「B少年を辞めるって、こう言うことだったの？」

龍我「すっかり騙されちゃったぁ…」

藤井「あはは…」

龍我「またB少年を辞めるなんて言ったら、どこまでも追いかけて殴ってやるって言ったのになぁ」

金指「言ってたね…」

龍我「まぁ、許してあげよう」

ステージでパフォーマンスをする那須を見つめる藤井

藤井「(那須、もう一度だけ…You Trickとしての景色を見たかったんでしょ？)」

別の場所からYou Trickのパフォーマンスを見る安井

安井「こんなこと企みやがって…！あの余裕な態度は、これがあったからか…！」

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