アイドルたちの夢 -191- ページ24
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紅太「それはさておき、間もなく本番ですね。残念ながらリハーサルを見ることは出来なかったですが、それなりのパフォーマンスをしてくれますよね?」
藤井「もちろんです…!」
紅太「期待していますよ。Love-tuneの次というプレッシャーのかかる順番ですが…」
藤井「…」
紅太「このライブが終わったら、移籍の答えを聞かせてもらいます。良い返事を期待していますよ」
どこかに行く紅太
藤井「もう…答えは出てるけど、まずは行動で示さないと…!」
那須「そうだな。藤井くんは、俺らの仲間ってことを証明しよう」
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ステージ
巨大なスクリーンに『Xmas Show Time!』とライブのタイトルが映っている
ファンA「楽しみだねー!」
ファンB「でも、Love-tuneは大丈夫かな?噂だと、今日のライブは出ないかもって…」
ファンC「大丈夫だよ…!あんな週刊誌の報道に負けるような人たちじゃないよ!」
ファンA「他の事務所のアイドルの妨害なんか、するわけないって」
ファンB「そうだよね…!」
会場が暗転し、歓声が響く
『Ladies & Gentleman!皆様、ようこそ横浜アリーナへ!今夜は一夜限りのスペシャルステージです。どうぞ、特別な一夜をお過ごしください!』
ステージに全出演アーティストが出て来る
ファンA「凄い!このライブに出るグループ、全員じゃない?」
ファンB「良かったー…!Love-tuneいるー!!」
ファンC「あ、あれって東京B少年だよね?気になってたんだー」
全出演アーティストで、クリスマスソングを歌う
藤井「〜♪」
リハーサルの時とは違う光景に、見とれてしまう藤井
藤井「(凄い…。自分たちのファンはどれくらいいるのか分からないけど、こんなにたくさんのファンの人たちがいる…。サイリウムの色が…凄くキレイだ…!)
近くを安井が通りかかる
藤井「!!」
安井「ぼーっとしてる場合か?広い会場に戸惑うなんて、やっぱりお子様だな」
藤井「違いますよ…。初めてみる光景だから、見とれちゃったんです」
安井「…」
藤井「まだ始まったばかりですけど、もう楽しいんです。早く…自分たちのパフォーマンスがしたいです」
メインステージに戻る藤井
安井「何だよ…。あのフェスの時より…たくましくなってる…?」
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まい(プロフ) - この作品大好きです...!続編楽しみにしてます(o^^o) (2019年9月12日 20時) (レス) id: b12c24b006 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 続編楽しみにしてます! (2019年8月21日 20時) (レス) id: ce25a1b34f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきか | 作成日時:2019年6月13日 21時