夢のスタート -59- ページ33
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次の日
トライアングルスター事務所
レッスン室
奏「自主練にして正解だったな。あんなにバラバラだったのに、3人のダンスが揃ってる。それぞれの課題をしっかり克服したな」
藤井「やった！松井くんに褒められたね！」
飛貴「『Your Seed』以外の課題曲も、3人で相談しながら練習したんですよ！」
岩崎「おかげで、いつもより早く覚えられたし…不安になることが少なくなりました！」
奏「よし、それなら安心だ。次のライブは来週。今日と明日の土日で、しっかり仕上げるぞ」
3人「はい！」
奏「…で、藤井」
藤井「はい？」
奏「お前には感謝するぞ」
藤井「？」
奏「お前があそこでハムカツサンドを譲ってくれなかったら…こうしてライブが出来なかったかもしれない。本当に感謝してるからな」
藤井「もしかして…佐々木くんが会場作りの手伝いをしてくれたことに関係してるの？」
飛貴「ていうか…ハムカツサンドって…」
岩崎「購買の人気商品？」
奏「あそこで藤井に譲ってもらえなかったら…どうなってたことか…」
藤井「奇跡が起きちゃったんだね」
奏「本当にそうだよ。お前は奇跡を起こし過ぎだ」
藤井「へ？」
奏「でも、そんなお前にもう1つ課題を出すぞ」
藤井「えぇ！？」
奏「そろそろユニットのイメージを固めろ！お前らのマネージャーとして、今後を考えるのに必要だからな」
藤井「あー…そうだったよー…」
飛貴「まだ考えてないの？」
藤井「イメージが…」
岩崎「とりあえず…次のライブしてから、考えてみると良いんじゃない？」
藤井「そうだね。曲も増えて、少しずつアイドルっぽくなってる。そろそろ…何かイメージ出来るかも」
岩崎「何かあったら言ってね。俺が参考になる資料持ってくるから！」
藤井「それは助かる！さすが大昇ー！！」
奏「よし、レッスン再開！続きをやるぞ！」
3人「はい！！」
次章につづく…
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作者名：あきか
| 作成日時：2017年10月16日 21時
