夢のスタート -40- ページ14
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トライアングルスター事務所
レッスン室
飛貴「あ゛ー！！なんかムカつくーー！！」
岩崎「はぁ…」
藤井「まさか軽音部の場所だったなんて…」
奏「今回の件は、俺のミスでもある…。でも、軽音部があそこまでしつこいとは…」
藤井「どうしよう…。このままじゃ、俺らの活動が…」
岩崎「でも、軽音部の人たちみたいに反対派の人たちもいる…。こうやって動いているのを見ると…」
奏「今回は運が悪かったな…。言い合いを見られてしまってるから、ファンが減る可能性もある」
藤井「そんな…」
飛貴「だからって、ここで引き下がりたくないですよ！」
奏「俺だって同じだ。せっかくお前らのマネージャーになったのに、ここで終わって欲しくない。何とかして、この活動を続けてもらわないと…」
岩崎「うーん…。体育館がダメなら、別でステージを借りれたら…」
藤井「でも、体育館以外の場所なんて…」
響「良い場所を知ってるよ〜」
レッスン室に響が入ってくる
奏「姉貴…？」
響「私もみんなと同じ学校卒業してるからね。あの学校のことなら知ってるよー」
奏「そう言っても、俺と姉貴は10歳離れてるんだぞ？姉貴の時代とは変わって…」
響「それくらい知ってるよ。ねぇ、もうダンス部って無いでしょ？」
藤井「ダンス部？」
飛貴「そういえば…聞いたことない…」
響「やっぱりねー。私が卒業する年で最後って噂あったからね。部員が急激に減っちゃったって聞いてたから」
岩崎「つまり、廃部になって10年くらいってことですか？」
響「そうだね〜」
奏「それが、何か関係あるのか？」
響「まだ壊されて無ければ…残ってるはず。ダンス部が使ってたミニステージ！」
3人「ミニステージ！？」
奏「そんなの聞いたことないぞ？」
響「そう？じゃあ壊されたのかな？高等部の校舎から、白い建物見えない？」
藤井「あ！もしかして、古びた階段がある建物ですか？」
響「そうそう！そこがダンス部のミニステージだよ！」
奏「あれ、そういう建物なの！？」
飛貴「用具倉庫かと思ってた…」
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作者名：あきか
| 作成日時：2017年10月16日 21時
