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岩崎「俺、今はふざけたり騒いだりしてるけど…。みんなと出会った頃なんか、めっちゃ大人しかったからね」
今野「自分で言うか…」
岩崎「弱い自分が嫌で、変わりたいって願ってた。そして、戦っていくうちに変われた」
大光「今までは出来ないって思ってたことも、本気になれば出来る。俺は…勉強と何かを両立するのが苦手だった。でも、今は克服したよ。魔法少年になって、成長したって思える」
金指「…」
藤井「ねぇ、那須と龍我は?」
龍我「え?」
那須「俺ら…?」
藤井「2人も、何かきっかけがあったはずだよ」
龍我「…俺は、強くなりたかった。自分に自信が無くて、何も出来ない…。そんな自分から変わりたかったんだ」
那須「俺は、自分を頼ってくれる人が欲しかった。『あいつは凄い』って言われるだけで、誰も頼ってくれることは無かった。何か…孤独だったんだよね」
龍我「那須に出会って…何も出来ない俺を支えてくれる人ができた。本当に…嬉しくて…!」
那須「龍我がこんなに俺を頼ってくれるとは思ってなかった。まじめ過ぎて羽目を外す俺をフォローしてくれることもある。それが…本当に嬉しいんだ」
藤井「やっぱりね…。お互いに必要としていたんだ。僕の判断は…間違ってなかったね」
龍我「藤井くん…ありがとう。那須と一緒にいたいって思いを…ずっと我慢してたから…」
那須「龍我と離れたくないって気持ちを…素直に出せた。本当に…ありがとう」
金指「…」
藤井「一世…。魔法少年として戦うのは苦しいことだらけだよ。でも…絶対に得られるものはある。逃げたくなったら…自分を分かってくれる人を頼るんだ。自分1人で抱え込むのは絶対にダメだよ」
金指「藤井くん…」
藤井「大丈夫だから。一世は…強くなれるよ」
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繁華街
本高「必殺…!ガーネット・レクイエム・バーニング!!」
強烈な炎がゴーストを浄化する
本高「はぁ…はぁ…」
村木「ダメだ…キリが無さすぎる…」
琳寧「…」
村木「琳寧…どうした?」
琳寧「今…何時…?」
本高「近くに時計があれば…」
村木「もしかして…もう、日付が…」
近くにある時計が23時59分を示す
村木「なっ…!?」
本高「そんな…もう、時間が…」
0時に切り替わる
琳寧「日付が…変わった…」
琳寧の身体が光に包まれ、変身が解ける
琳寧「!!」
2人「琳寧!!」
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蒼我 - 初めまして!シリーズ全て読ませて頂いてます!これからの展開楽しみです!無理せず頑張ってください!応援してます! (2017年9月18日 16時) (携帯から) (レス) id: 1fc48afc33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきか | 作成日時:2017年9月16日 22時