魔法少年☆大戦 Next Generation〜2nd Season〜-番外編2-

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街の上空


サタン「なぜだ…。消したはずの依り代の気配と、新たな魔法少年の気配を感じる…」


ゴーストが徘徊する街を見下ろす


サタン「一刻も早く…抹消せねば…」


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西館高校

廊下


和田「ムーンライト・スパイラル！！」


大量の小さな三日月の形をした光が、ゴーストに当たる


ゴースト「…」

和田「ダメだ…。やっぱり効かない…」

飛貴「倒せないの？」

和田「何か…今回の相手は、俺らの攻撃が通用しないみたいで…」

飛貴「えぇー！？」

奏「ギャラクシー・スパーク！！」


電撃がゴーストを怯ませる


奏「優希！今のうちに少しでも逃げよう！」

和田「うん！行くよ！！」

飛貴「待ってー！」

五十嵐「とりあえず、奏たちに着いて行けば…」


ゴーストが4人を追いかけてくる


飛貴「優希ぃー！追いかけて来てるー！！」

五十嵐「これ、逃げ切れるの！？」

奏「ヤバいな…。何とか撒くことができれば…」


4人の前方からも、ゴーストが迫ってくる


和田「！？」

奏「挟み撃ち…！？」


大量のゴーストに囲まれる4人


飛貴「うぅ…」

五十嵐「ヤバいって…」

和田「一か八か…必殺技撃つ？」

奏「それしか…」



龍我「必殺…！カーネリアン・リーフ・テンペスト！！」


赤いリングが次々とゴーストを浄化する


和田「え！？」

龍我「はぁ…はぁ…。間に合ってよかった…」

奏「何で君が…！？」

龍我「俺…この学校の生徒なんです…。黙っててすいません…」

奏「そうだったの！？」

和田「もしかして…1年生？」

龍我「はい…」

飛貴「優希の仲間？」

和田「えっと…。仲間じゃないけど…同じ魔法少年というか…」

五十嵐「奏たちの技は効かないんだろ？なのに、あの子のは効いてたじゃん」

奏「俺らもよく分かってないけど、持ってる能力が違うっぽい」

五十嵐「ふーん…」

龍我「逃げるなら、今がチャンスです。またゴーストが現れる前に…」

和田「そうだね。飛貴…ここからは1人で逃げれる？」

飛貴「大丈夫！でも…」

和田「俺らのことは気にしなくていいよ」

飛貴「そうだよね。優希なら大丈夫だよね！信じてるから！」

和田「ありがとう」

五十嵐「俺がこの子と一緒にいるよ。それなら安心でしょ？」

奏「玲央が一緒なら安心かもね。優希の大事な友達なんだから、しっかり守ってやれよ？」

五十嵐「任せろよ！奏…しっかり戦って来いよ」

奏「サンキュ…」



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