魔法少年☆大戦 Next Generation〜2nd Season〜-番外編2-

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岩崎「うー…ん…」

ネージュ「大昇…！」


目を覚ます岩崎


藤井「あ、大昇…起きた？」

岩崎「…あれ？ここどこ…？」

藤井「うーんと…廃墟ビルの中」

岩崎「廃墟ビル…？……って、藤井！？」

藤井「え、今更？」

岩崎「こんなところで何してんの？」

藤井「えーっと…サタン探し？」

那須「もう近くにいるのは確定だけど」

龍我「うん…」

岩崎「あの2人まで一緒だし…。ていうか、藤井は魔法少年にならなくていいの？」

藤井「良いんだ。龍我と那須が一緒にいることを選んだから」

岩崎「えぇ！？」


岩崎のお腹が鳴る


岩崎「うっ…」

藤井「やっぱりお腹空いてたね。お菓子とかパンしかないけど…食べる？」

岩崎「うん…。何も食べないのはキツイ…」

金指「はい、パンどうぞ…」


パンを渡す金指


岩崎「あ、ありがとう…。…ん？君って…」

藤井「僕が公園で走っていたらぶつかった子…」

岩崎「そうだよね！？え、何で！？」

金指「…」

藤井「何も話してくれないんだよね。でも、サタンのことは知ってるみたいで…」

岩崎「そうなの？ねぇ、名前は？」

金指「金指一世です…」

岩崎「すげぇ名前…。まぁ、俺も人のことは言えない名前だけどー…」

金指「…大昇くん……」

岩崎「…え？何で俺の名前知ってるの！？」

金指「…」

那須「そろそろ話してくれないか？」

金指「…」

龍我「君が敵ではないのは分かってる。でも…サタンのことを知ってるなら、教えてほしい」

岩崎「普通の子が魔法少年と一緒に行動してるなんて不思議だし…。何か知ってることがあるなら言って？」

藤井「一世…お願い。話してくれないと、僕らは戦えないよ」

金指「…サタンは、全ての悪の根源。サタンがいる限り…戦いが続く…」

藤井「え…？」

金指「『ここ』でサタンを倒さないと、またサタンは現れる。もう…サタンが現れて、世界が大変なことにならないように…」

藤井「一世…何を言って…」

金指「お願いっ…サタンを倒して、戦いの無い…平和な未来にして…！未来のこの街を…助けて…！」



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