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商店街のはずれ
岩崎「うぅー…」
今野「大昇…大丈夫か?」
岩崎「うん…」
ゆっくり起き上がる岩崎
岩崎「あれ…?大ちゃんだけ?」
今野「あぁ…。他のメンバーとは、はぐれたな」
岩崎「ここどこ…?」
今野「多分、商店街から少し離れた場所だと思う。日が暮れて来たせいか…この静けさを、さらに妙に感じる…」
岩崎「そうだね…」
立ち上がる2人
今野「今回は手がかりが無い状況だ。どこに敵がいるのか分からない…。慎重に戦っていかないとだな」
岩崎「うん…。みんなを探しつつ、敵も…」
今野「あと、藤井と合流しないと…。あの2人が一緒にいそうだけどな」
岩崎「確かに…。藤井が…あの2人から力を貰って、魔法少年になるのかどうか…」
今野「それは藤井次第だな…。とりあえず、ここから離れよう」
岩崎「うん…」
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公園
和田「まさか公園に飛ばされるとは…」
奏「コンピーと岩崎がいないし…。まぁ、後で合流できるよね」
和田「でもさ…ラスボスであるサタンがどこにいるのか分からないよね…」
奏「それが厄介だよね。何も情報が無い…」
和田「進むしかないけど…不安だな…」
奏「まぁ、ずっとここにいてもしょうがない。藤井とも合流しないとだし…」
和田「そうだね。…ていうか、まっちゃん…」
奏「ん?」
和田「いつまで大光の上に座ってるの?降りなよ…」
地面にうつ伏せで倒れている大光の上に座っている奏
大光「いつまで乗ってるんだよ!降りろー…!!」
奏「妙に座り心地が良いと思ったら、大光がいたのか」
大光「分かってて乗ってるだろ!重いから、早く降りろー!!」
和田「…」
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街はずれのビル群
藤井「一世…。ここに…サタンがいるの…?」
人の気配が無い、閑散とした廃墟になったビル群にいる4人
龍我「妙に風が強い…」
那須「ここら辺のビルは、ほとんどが廃墟か…。こういう場所に、あいつは現れるってわけか…」
金指「風が強いのはサタンのせい…。サタンの力が強くなると、異常気象になるんだ…」
藤井「そうなの…?」
金指「この街にサタンの力が溢れる前に…止めないと…」
藤井「…」
那須「仲間と合流しないで、4人だけで行くか?」
龍我「まだサタンがいるか分からないから、待つことも出来るよ」
藤井「…少しだけ、待ってみよう。みんなを信じたいから」
金指「…」
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蒼我 - 初めまして!シリーズ全て読ませて頂いてます!これからの展開楽しみです!無理せず頑張ってください!応援してます! (2017年9月18日 16時) (携帯から) (レス) id: 1fc48afc33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきか | 作成日時:2017年9月16日 22時