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次の日
駅前のカフェ
岩崎「あれー?大ちゃんはー?」
奏「来てないよー」
和田「また勉強?」
岩崎「うん。そろそろ本格的に勉強を始めないと、志望校を決められないし…」
奏「結局、どこ行くの?」
岩崎「まだ決まってない…。俺は東阪高校でも良いって思ってるけど、先生が代官附属高校に挑戦してみないか?って…」
和田「うわー…。先生からの推薦なんだ」
岩崎「でもさ…例え合格できてもさ、実際に授業についていけなかったら嫌だし…。怖いんだよね…」
奏「岩崎が行く高校なんだからさ、自分で決めるべきだよ。でも、2学期になったんだから…そろそろ真面目に考えな」
岩崎「うん…」
カフェのドアが開く
大光「やっほー!」
藤井「お待たせー!」
岩崎「あれ…?大ちゃんがいない…」
大光「コンピーがどこにいるのかは知らなーい」
藤井「先に行っててとしか言われなくて…」
奏「またぁ?まったく…何かに悩んでるなら、俺らに言えよ…」
藤井「僕も聞いているんだけど…相変わらず、何も答えてくれない…」
大光「ねぇ、岩崎は何か聞いた?」
岩崎「へ?」
和田「昨日、2人でどこか行ったんでしょ?その時に聞かなかったの?」
岩崎「えーっと…」
今野から言われたことを思い出す岩崎
岩崎「…」
奏「…そういう反応ってことは、何か聞いたんだね」
和田「もー…。岩崎には話すのに、何で俺らには話してくれないかな…」
奏「こんなこと言いたくないけど、コンピーって岩崎にしか心開いてないよね?何か…俺らは信頼されてないみたいじゃん…」
岩崎「そんなこと…」
大光「でもさ、そう思っちゃうよ…。俺らは学校一緒なのにさ…」
藤井「うん…。僕らには何も言わないで、大昇にばっかり話すのは…」
和田「コンピーの悪いところだね…。もう少し…俺らを頼ってほしいな」
岩崎「…」
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公園
今野「…」
ラヴィ「カフェに行かないの?」
今野「岩崎に話してスッキリしたけど…。やっぱり、みんなと会うとさ…」
ラヴィ「…」
今野「分かってるよ…。岩崎だけじゃなくて、みんなにも話すべきだって…。でも…やっぱり怖い…」
ラヴィ「大輝…」
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みう - 2日間で、優斗くん編から一気読みしてしまいました!ものすごく面白いです!展開が楽しみです・・・!これからも応援しています! (2017年1月22日 13時) (レス) id: 56816b3a31 (このIDを非表示/違反報告)
平野優希(プロフ) - 見ました!大変なのにお疲れ様です。これからも頑張って下さい (2017年1月21日 20時) (レス) id: e1bb7fec95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきか | 作成日時:2017年1月20日 21時