魔法少年☆大戦 Next Generation〜2nd Season〜-6-

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今野「まぁ…当然、次の日にこのことで矢花と大ゲンカ…。放送委員の仕事のことを言ったけど…矢花は信じてくれなかった…」

岩崎「…」

今野「すぐに謝りたかったけど…お互いに意地を張って…なかなか謝れなかった。そんな気まずい関係のまま…俺は6年になろうとしてた」

岩崎「まさか…謝ってないの？」

今野「このままじゃヤバいって思って…5年生の3学期の終業式の時に、矢花を呼び出して謝ったんだ。でも…矢花からの返事は……『もう一緒にいたくない』だった…」

岩崎「！！」

今野「ショックだったよ…。あんな些細なことがきっかけで、今までの関係が全て壊れたんだ…。俺は…矢花を傷つけて……自分も傷ついた…」

岩崎「…」

今野「その時に思ったんだ…。友達っていうのは…信じた分だけ……傷ついてしまうものなんだって…。こんな想いをするくらいなら……心から信じられる友達なんかいらない…。そう思ったんだ…」

岩崎「だから…クールな性格になって、誰とも関わらないようにしてたの？」

今野「そう…。失って傷つくくらいならさ…最初からいらないって…。だから…中学は知ってる奴が誰もいない南条学院を選んだんだ…」

岩崎「そのお友達は…今どこにいるの？」

今野「知らない…。転校したって聞いたから…。もう…会えないはず」

岩崎「大ちゃんが…こんなに苦しい過去を背負ってたなんて…。俺らと関わりと持ちたくなかったのは…俺らと友達になって、また失うのが怖かったってこと？」

今野「あぁ…。あの大ゲンカの時……終わったと思ったくらいだ…」

岩崎「…」

今野「正直さ…あの大ゲンカも…俺が原因じゃん。俺のせいで…みんなの関係が壊れそうになった…。本当…俺って最低だよな…」

岩崎「…そんなことないよ」

今野「え…？」

岩崎「すれ違いが起きるのは…しょうがないよ。俺らのケンカは…みんなが悪かったんだから…。大ちゃんだけの問題じゃない！」

今野「…」

岩崎「俺らは大ちゃんの味方だよ。絶対にいなくならない！もし…またケンカをしてしまっても、きっと仲直りできるから…」

今野「岩崎…」



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