魔法少年☆大戦 Next Generation 。゜○ Jr. ○ ゜。

。゜+゜。+ Fight33 +。゜+゜。 ページ35

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数日後…

夜

公園


女性「いやあぁぁ！！」

男性「誰かっ…助けてくれぇ！！」

妖魔「ギャアァァ！！」


妖魔に追われるカップル


妖魔「ギャアァァ！！」


カップルに接近する妖魔


女性「きゃっ…！」

男性「もう…ダメだ…！」


ピストルの発砲音が響く


妖魔「ギャアァァァ…！」


妖魔が消滅する


男性「な…何だ？」

女性「誰かが…あの化け物を…」


近くの電灯の上に、1人の魔法少年のシルエットが見える


男性「まさか…あの子が…」


.


次の日

駅前のカフェ


優斗「はぁ…。何か、身体が疲れてる…」

奏「魔法少年として戦ってるから、そりゃ疲れは溜まるよ…」

和田「1人で行動してた頃よりは、まだマシだけどね」

優斗「そういえば、大光は？」

和田「さぁ？まだ学校が終わってないんじゃない？」

奏「あいつって南条学院だっけ？中高一貫だよね？」

和田「ここら辺で唯一の中高一貫校だよ。実は…俺もそこ受験したんだよねー…」

奏「つまり…落ちたんだ？」

和田「まぁね…。でも、結構ハードな学校って聞くし…今の学校で良かったと思ってるよ」

優斗「優希って3年生でしょ？受験勉強してる？」

和田「してるよ。大変だけどね」


カフェに誰かが入ってくる


大光「ヤバい！大変だー！！」

優斗「大光？どうしたの？」

大光「これ！！」


新聞を広げる大光


奏「『怪物を退治する謎の人物が現る』……って、えぇ！？」

和田「どういうこと！？」

優斗「『昨日の夜7時ころ、公園でデートをしていたカップルに怪物が襲い掛かるという事件が発生。被害者の男性によると、ピストルの発砲音が何発か響くと怪物は消滅したとのこと。近くの電灯の上に立つ、謎の人物のシルエットが見えたと供述している』」

奏「ピストル…。俺らの武器じゃないし、こんな時間に戦ってない…」

和田「俺らじゃないのは確かだけど…」

大光「こうやって…魔法少年が新聞に載っちゃうなんて…」

ライト「ピストル…」

優斗「ライト？どうしたの？」

ライト「まさか…な…」




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