お兄ちゃん、ガチャ 〜Side レイ〜

。゜○ 9th GACHA ○゜。 ページ10

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1週間後…

公園


A「本当に私と契約してくれる？」

ミズキ「うん。私は契約したいって思ってるよ」

A「でも…お友達が警戒してるって…」

ミズキ「みんな…前回の事件がトラウマみたいで…。私は詳しい内容を知らないから、Aお姉ちゃんを信じていられるんだと思う」

A「…知らなくていいと思う」

ミズキ「え…？」

A「世の中にはね…知っていいことと、知らなくていいことがあるの。ミズキちゃんには、前回のお姉ちゃん、ガチャの事件は知らなくていいこと」

ミズキ「…」

A「大丈夫♪私は魔性じゃないから」

ミズキ「本当？」

A「何だろう……私は…魔性じゃないって思えるんだけど…。こう…頭がぼーっと……」



倒れるA



ミズキ「え！？Aお姉ちゃん！？」

アキヒコ「どうした！？」

ミズキ「アキヒコさん…四葉ちゃん…！どうしようっ…」

四葉「契約前だからお医者さんは呼べないよ。博士たちのところに運ぶしか…」


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GAME CENTER

地下1階


用意した寝台で眠るA


卜部「うむ…ちょっとした過労だな」

レイ「いくら契約前のガチャの状態でも、無理をしてしまえば疲れが溜まってしまう。おそらく…この1週間は頑張りすぎたのかもね」

ミズキ「…」

卜部「今日はここで休ませよう。レイ…お前が面倒を見るんだ」

レイ「はい…」


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夜


A「んぅ……うぅ…」

レイ「汗かいてる…。ちょっと熱もあるのかな？」

A「……お…父さん……お母さ…ん…」

レイ「？」

A「…苦し…い……よ…」

レイ「まさか…君は…」


Aの服に手をかけるレイ


レイ「ごめんね…。ちょっと…服脱がすよ」


ボタンをはずすと、腹部にランクスタンプがある


レイ「え……Sランク…！？」

A「んぅ…」

レイ「…身体が熱い…！あっ…！」


棚にガチャ用の解熱剤がある


レイ「っ……ごめんね…」


薬を口に含み、口移しで薬をAに飲ませるレイ


レイ「……これで…良いかな…？」





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