魔法少年☆大戦 -KANSAI-

。゜+゜。+ Fight36 +。゜+゜。 ページ38

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グレイス「ラブリー…ダンサー…」

ダンサー「うわっ…！すごい…！」

ドール「めっちゃ可愛えやんーー！！」


ダンサーを抱きしめるドール


ダンサー「うわわわっ！！」

バタフライ「ドールが壊れた…」

グレイス「何してんねん…」

妖魔1「ギャアアアッ…」

グレイス「っと…。こんな呑気にしてる場合ちゃうな！」

バタフライ「ただ…2匹一気に倒すって難しいんちゃう？」

ドール「タイプも違うやろうからな…」

ダンサー「俺に任せてください！」

3人「へ？」



妖魔に向かって飛び込むダンサー



ダンサー「ラブリー・トゥインクル・アロー！！」


ピンク色の矢が2匹の妖魔に当たる


妖魔1「ギャアアァァ…」

妖魔2「ギャアアァッ…」

バタフライ「すごっ！！」

ダンサー「今の攻撃で動きを弱めたので、チャンスです！」

グレイス「バタフライに片方の妖魔を任せた！」

バタフライ「はいよー！」



2匹の妖魔に向かって飛び込むグレイスとバタフライ



バタフライ「覚悟しいや！！」

グレイス「施設をめちゃくちゃにしたこと…氷漬けになって、反省せえ！！」

バタフライ「セクシー・ロゼッタ・ハリケーン！！」

グレイス「クール・シャーベット・ブリザード！！」

妖魔1・2「ギャアアアァァ…！！」


妖魔が消滅し、元の施設の先生たちの姿に戻る


ダンサー「先生…！」

ドール「人間が妖魔になってたんか…」

康二「妖魔に憑りつかれた人間は、時間が経つと妖魔化してしまう場合があるんや」

グレイス「そんなこともあるんや…」

康二「恐らく…妖魔に憑りつかれたことで、子供たちへの虐待が始まってしまったんやろな…」

ダンサー「…」

バタフライ「先生たちのこと…許せない？」

ダンサー「…許せないですけど……でも、恨んでも意味ないですよね」

グレイス「そうやな…」

ダンサー「だから…もういいんです…」


涙を流すダンサー


バタフライ「これからは俺らが一緒やで？」

ドール「そうやで？一緒に頑張ろうな？」

ダンサー「はいっ…！」

グレイス「よーっし…戻ろうや」

康二「…」



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