魔法少年☆大戦 -KANSAI-

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研究室



康二「もー！急に何ですかー？」



金髪の青年とヤンキー風の青年と合流する康二



龍太「大変やねん！妖魔が原因と思われる被害が増えてんねん！」

康二「え！？」

龍太「だからお前に調査…」

康二「龍太くん…すいません。俺…今日で20歳迎えましたー！」

龍太「おー！おめでとう……って、はぁーーーーー！？」

康二「今、部屋でも試してみたんですけど…変身できなくなりました」

龍太「ホンマに20歳になると変身できないんや…。どうします…文一くん…？」

浜中「…知らん」

康二「えええぇぇぇえええ！？」

龍太「『知らん』で済まさないでくださいよ、文一くんーーーー！！」

康二「それに…預かってた残りのストーンが、どこかに飛んで行ってしまったんですよ」

龍太「何いぃぃぃ！？」

康二「どうしましょうかねー？俺は変身できないし、ストーンはどこか行くし…」

浜中「知らん…」

康二「そんなぁ…」

龍太「アカン…。これ以上、文一くんに何か言っても『知らん』としか返ってこないな。康二！どこかに行ったストーンを探せ！それがお前の任務や！」

康二「ラジャー！」




研究室を出る康二




龍太「ホンマにどうします？」

浜中「ストーンが勝手に飛び出した…。きっと…康二が変身できなくなったのを察して、新しい魔法少年を探しに行ったんやろ…」

龍太「え…じゃあ…」

浜中「『クール』『セクシー』『フェミニン』『ラブリー』『ポップ』の力と、康二が持つ『エスニック』の力…。ついに全部解放されるのか…」

龍太「東京の魔法少年たちのような…妖魔から街を守る存在になるんでしょうかね？」

浜中「それは…知らん」

龍太「なっ…。文一くん…」

浜中「ところで…例の店は？」

龍太「あぁ…進んでますよ。もうすぐ完成しそうです」

浜中「そうか…」





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