魔法少年☆大戦 -KANSAI-

。゜+゜。+ Fight21 +。゜+゜。 ページ23

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数日後…




Magic Boyz



大吾「はーい、バニラ風ショートケーキとアイスコーヒーでーす」

女子高生1「ありがとうございます！！」

女子高生2「男子向けファッションのお店なのに、飲食コーナーまであるなんて…！」



紫耀「バニラのええ香り〜…」

大吾「あ！つまみ食い禁止ーー！！」

紫耀「えー！？1個だけ…」



クッキーを食べる紫耀



大吾「こらー！！食うなーーー！！」




廉「何してんねん…あいつら…」

丈一郎「でも、あのコーナーが出来たおかげで、廉が目的の女子高生がこっちに流れ込まなくなったやん」

真鳥「ある意味正解やね」

廉「そうですね」

男子高生1「すいません…この服のLサイズの白って…」

廉「えーっと…。裏に在庫があるかもしれないんで、探してきますね」



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バックヤード



廉「えーっと…」

康二「おー！必死に働いてるなー！」

廉「康二くん！」

康二「よ！」

廉「どうしたんですか？」

康二「ちょっとな…。仲間増えたんやって？」

廉「まぁ…。…あ！あった！！すいません…戻らないといけないんで…」

康二「おー、忙しいのに話しかけてごめんな。頑張れよー！」

廉「はい！」




店に戻る廉




龍太「何しに来たん？」

康二「ちょっと…様子を見に…」

龍太「気にしてるんか？自分が変身できないことに」

康二「…」

龍太「大丈夫やって。もしかしたら…何かをきっかけに変身できるかもしれんで？」

康二「そうやと…いいんですけどね」



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紫耀「今日も疲れたー…」

廉「大繁盛やったな」

那伊留「大吾も加わって、ますますこの店は人気になってるな」

真鳥「やっぱり、カフェっていう強みやろ。こうやって閉店後の会話にも丁度ええし」

丈一郎「最初は驚いたけどな。『服屋にカフェ！？』って思ったで」

大吾「どうしても、男子向けって堅苦しいやないですか。廉を目的に女子も来店するなら、女の子らしいタイプのコーナーがええなって」

紫耀「でも、男子のお客さんも行ってるやん」

大吾「それも狙いやからなー」

廉「結果オーライやな」

龍太「売上げも好調やで！ただ…」

廉「ただ…？」

龍太「西畑が新たに店員として加わったのはええけど…やっぱ、従業員が足りひん」

那伊留「あー…。廉と紫耀と大吾は学生やもんな…」

浜中「夏休みはええけど、それ以外の昼間の店員が足らん。もっと広告出さな…」

廉「…」




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