魔法少年☆大戦 New Generation-5- (ページ10)

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。゜+゜。+ Magical13：新・魔法少年チーム結成！+。゜+゜。ページ10

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ラヴィ「約25年前の、僕のパートナー…。あの子も、最初はずっと泣いてた。『この子、本当に大丈夫かな？』って心配になるくらいだった。でも…大好きな親友が敵になってしまって、彼を助けるために凄く強くなったんだ」

飛翔「…」

スイ「飛翔、思い出すんだ。初めて魔法少年に変身した日のことを…！」

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2週間前…

南朝日奈駅前

ノクティスが『実験』と称して仕掛けたナイトメアが暴れている

飛翔『俺は嫌だ…！戦うなんてっ…』

瀧『まぁ、俺も嫌だよ？怖いし…』

ナイトメア『グオオオォォ！！』

ナイトメアが暴れて、駅周辺を荒らしていく

スイ『このままでは、街が崩壊してしまう…！』

ラヴィ『怖いのは、誰だって同じなんだ…。でも、これは2人にしかお願い出来ないことなんだよ…！』

飛翔『っ…』

瀧『飛翔、どうする？』

飛翔『ほ、本当に…俺に出来るかな…』

スイ『出来るかどうかは、やってみないと分からない』

飛翔『…』

ラヴィ『でも、魔法少年の経験で変われるかもよ？』

飛翔『そ、そうなの…？』

ラヴィ『魔法少年の経験を通じて、成長した子を僕たちは何度も見て来たからね』

ラヴィの言葉を聞き、飛翔はある考えに至る…

飛翔『変われるなら…変わりたい…』

スイ『？』

飛翔『俺、変わりたいんだ…。弱い自分が嫌で、強くなりたいって…思ってる…』

スイ『そうか…。その気持ちに嘘はないか？』

飛翔『うん…！』

スイ『ならば、叶えられるだろう』

瀧『飛翔がその気なら、俺も頑張るよ』

飛翔『え…？』

瀧『1人は嫌だけど、飛翔と2人なら…俺はやれるよ』

飛翔『瀧くん…！』

ラヴィ『じゃあ、君の願いは…』

瀧『飛翔のサポートをしたい…ってところかな』

スイ『うむ。その願い…受け取った』

ラヴィ『2人に、魔法少年の力を授けるよ！』

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ラヴィ「飛翔、何かきっかけがあれば…絶対に変われるよ。あの子たちの仲間になることが、飛翔が強くなるきっかけになってほしい。魔法少年の活動は、1人の人間として強くなれるよ！」

スイ「ラヴィの言う通りだ。オレは、飛翔の本気の『変わりたい』という気持ちを受け取って…あのペンを託したんだ」

飛翔「……こんな俺を、受け入れてくれるかな？」

瀧「大丈夫だよ、きっと。怖がっていたら、本当に変われないよ」

飛翔「…」

商店街に、夜の結界が発生する

スイ「これは…！」

ラヴィ「敵が出たみたいだね…」

瀧「飛翔、行くよ」

飛翔「うん…」

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