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-Magical13：新・魔法少年チーム結成！-
宮近家
前回の戦闘後、部活で抜けてしまった久保にいろいろ説明をする
ひかる「……ということだったんだけど」
久保「マジか…。じゃあ、一緒に行動出来ないってこと？」
海琉「今のところ、無理だと思う」
小田「完全に、向こうが俺たちを拒否してる…」
久保「うーん…」
飛翔と瀧の事情を知り、久保も困惑気味だ
海琉「岸さんのアドバイスでは、無理に一緒に行動する必要はないって言われるんだ。岸さんたちは、チームを組んでいたわけじゃないって…」
久保「そうなの？」
宮近「俺たちの時は、それが可能だったんだ」
部屋に入ってきた宮近が、会話に加わる
ひかる「どういうこと？」
宮近「俺が現役だった頃、魔法少年は多かった。そのため、敵が現れても…近くで気付いた魔法少年が倒す。それが無理であれば、別の魔法少年が援護する…。そういうスタイルだったんだ」
小田「へぇー…！」
久保「だから、無理にチームを組まなくても大丈夫だったんですね」
宮近「あぁ。俺は基本的に、岸くんと行動していた。でも、大きな敵と戦う時は…他の魔法少年たちと協力していたんだ」
海琉「なるほど…」
宮近「まぁ、どうやって行動するのかは…お前たちの判断だ。例の2人をどうしても仲間にしたいなら、説得すればいい」
ひかる「説得って言われても…」
宮近「よく話し合うんだ。お前たちの成長のためにも、これは乗り越えないといけない試練だ」
ひかる「…」
小田「…そういえば、アンは？」
宮近「あぁ、縁側にいる。アンにも来客だ」
4人「？」
縁側では、スイとラヴィがアンと話し合っていた
スイ「本当に、申し訳ない…」
アン「謝らなくていいわ。こっちも、無理に勧誘はしないから」
岸から事情を聞いたアンは、2人を無理に勧誘するつもりはない
過去のように、別々に行動する手段も視野に入れている
スイ「そう言ってもらえるのは、ありがたい。でも、本当はそっちに合流したい」
ラヴィ「ヨウくんは、その気持ちがあるんだけど…。飛翔が、どうしても嫌みたいで…」
スイ「飛翔には、毎日のように説得している。しかし、気持ちが変わらないようだ…」
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作者名：あきか
| 作成日時：2023年6月23日 23時
