。゜+゜。+ Magical14：夏休みは、魔法少年の合宿！？+。゜+゜。 ページ17
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飛翔「でも、変わりたいって気持ちがあったから…。勇気を出して、変身したんだ…。変身していれば、性格も変わるから…普段とは違う気持ちでいられる。瀧くんと一緒なら、それでもいいか…って」
宮近「つまり、その時点では…ここら辺で海琉たちが既に魔法少年として活動していると知らなかったんだな？」
瀧「はい。北赤嶺駅前で出会うまでは、本当に知りませんでした」
飛翔「俺たち以外にも、魔法少年がいるなんて…考えてもなかったです…」
宮近「まぁ…行動範囲が違えば、気付けないのは仕方ない。ちなみに、お前たちはどこに住んでいるんだ？」
瀧「一応、赤嶺市内ですよ。まぁ、ここまでは…電車で20分くらいかかりました」
飛翔「学校も、電車通学です…」
アン「そうだったのね。集まれない範囲ではないのは安心ね」
当初は、2人は集まれない範囲で生活しているのではないかと推測していた
同じ市内に住んでいると分かれば、一安心だ
宮近「もうすぐ夏休みだ。この機会に、親睦を深めてもらいたい」
スイ「そうだな。でも、どうするんだ？」
宮近「無難に…合宿でどうだ？懐かしいだろ？」
スイ「魔法少年の合宿か…！」
ラヴィ「いいかもね」
飛翔「へ…？」
瀧「楽しそうですね」
飛翔「えぇーー！？」
ひかる「合宿って…。何をするの？」
宮近「それは、これから考えるぞ。ひかる、お前も手伝ってくれよ？」
ひかる「はーい…」
飛翔「が、合宿…」
瀧「飛翔、大丈夫だって。そんなに厳しいものじゃないですよね？」
宮近「おそらくな？」
飛翔「あぅ…」
座ったまま、倒れてしまう飛翔
瀧「あ、倒れた…」
宮近「気絶するというのも、本当だったか…」
ひかる「大丈夫かな…？」
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闇夜の使者のアジト
薄暗いアンティーク調の部屋に、ノクティスたちが集められている
『ノクティス…。オンブラ…。アフタン…。ドゥンケル…。お前たち、いったい何をしているのだ…！！』
ノクティス「申し訳ございません…。思ってた以上に、我々の計画を阻まれてしまって…」
『世界を……永遠の夜に…。そのためには…必要なのだ……あの娘が…』
ノクティス「宮近ひかる…ですね。何度か、勧誘を試みてますが…」
オンブラ「拒否されるし、魔法少年に邪魔されるし…。失敗ばかりです…」
アフタン「この前は、上手くいきそうだったんですけど…」
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作者名：あきか
| 作成日時：2023年6月23日 23時
