。゜+゜。+ Magical13：新・魔法少年チーム結成！+。゜+゜。 ページ15
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サファイア「……俺の本当の性格を知っても、笑わないでほしい。ただ、緊張して……上手く喋れないだけだから…」
ロゼ「サファイアの人見知りで恥ずかしがり屋な部分を、受け入れてくれる？そうじゃないと、仲間にはなれない」
ゴールド「はい！ちゃんと、その約束は守ります」
シルバー「俺も…何となく、その気持ち分かるし…」
ガーネット「あまり、グイグイいかないように気を付けます…」
ロゼ「だって。ちゃんと、彼らは受け入れてくれるよ」
サファイア「…」
サファイアは、受け入れてもらうことから逃げていたことに気付く
自分からわざと壁を作っていた
3人の気持ちを知り、ちゃんと覚悟が出来た
サファイア「…ありがとう。もう、逃げないから」
ロゼ「よし、これで解決だね」
スイ「やれやれ…。時間がかかってしまったな」
ラヴィ「でも、良かった！」
アン「そうね。あなたたち、次の土曜日…集まれるかしら？」
ロゼ「特に、用事は無いですよ」
サファイア「俺も、大丈夫…」
アン「じゃあ、いろいろ説明したいから…私たちの家に来てちょうだい。場所は、スイとラヴィが分かってるわ」
スイ「おぉ、またあの家にお世話になるのか」
ラヴィ「久しぶりだね」
変身を解く5人
ちょうど、18時を告げる鐘が鳴る
久保「げぇー！？もう18時！？」
海琉「ヤバい、急いで帰らないと！！」
小田「海琉、ひかるちゃん！急いで電車に乗ろう！」
ひかる「えーっと…」
瀧「詳しい話は、また今度聞かせてください」
飛翔「うん…」
アン「ひかる、気を付けて帰ってきなさい。私は先に帰ってるわ」
ひかる「はーい」
急いで駅に向かう海琉たちの背中を見つめる瀧と飛翔
飛翔「……ちょっとは、成長出来たかな？」
瀧「出来たと思うよ」
スイ「この一歩が、次につながるだろう」
ラヴィ「彼らとの行動で、さらに成長出来るといいね」
飛翔「…うん」
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闇夜の使者のアジト
薄暗いアンティーク調の部屋で、うめき声が響く
『我らの邪魔は……許さぬ…。宮近ひかる……お前は…絶対に、我がものに…』
Magical14につづく…
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作者名：あきか
| 作成日時：2023年6月23日 23時
