魔法少年☆大戦 New Generation-4- (ページ8)

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。゜+゜。+ Magical10：新たな仲間の登場？+。゜+゜。ページ8

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ひかると海琉もくじを引き、それぞれ番号を確認する

ひかる「これって…6？」

黒板を見ると、ひかるが引いた6番の席は、少し後ろの席だった

ひかる「まぁ、前の方じゃなかっただけいいか…」

海琉「…」

自分が引いたくじの番号を確認して、わーわーと騒ぐ声が教室に響く

担任「こら！確認したら、さっさと荷物を移動しなさーい！」

各自、荷物をまとめて新しい席に移動していく

ひかる「さて、隣は誰なんだろう…」

星詩留「あれ！？ひかる、そこなの！？」

斜め前の席に、星詩留がいる

ひかる「え！？」

星詩留「ラッキー！これで、休み時間に移動してくる手間が省けた！」

ひかる「そうだね。星詩留が近くで、安心かも…」

海琉「俺も、ラッキーかも」

2人「え？」

星詩留の隣の席に、荷物を置く海琉

星詩留「え、マジで…？」

海琉「よろしくね、川島さん」

星詩留「っ…！よっしゃー！田村くんの隣、ゲットー！！」

星詩留のこの一言に、クラスの女子たちが悲鳴を上げる

女子生徒A「はぁーー！？最悪なんだけどー！！」

女子生徒B「待ってよ！しかも、また宮近さんと近いじゃん！」

女子生徒C「誰かとくじを交換したんじゃないの？」

海琉の隣になれなくて悔しいのか、嫌味を言い出す

さすがに、この状況にはひかるも呆れた

ひかる「(醜い嫉妬だなぁ…。偶然だって言っても、どうせ信じてくれないんだろうし…)」

海琉「そんな不正はしてないよ。ちゃんと自分で引いたくじの番号通りだから。それに、ひかるちゃんが6番のくじを引いたの、俺はちゃんと見てたよ。だから、俺とひかるちゃんの運が良かっただけ」

ひかる「…」

星詩留「そうよ。変な嫌味を言わないでちょうだい」

女子生徒A「っ…」

悔しそうに、自分たちの席に移動する女子生徒たち

席替えが終わるとチャイムが鳴り、休み時間になる

星詩留「いやー…。隣が田村くんになったのは、本当にラッキー」

海琉「ひかるちゃん、黒板は見えそう？俺、身長が伸びてて…。もし、見えにくかったら言ってね？」

ひかる「うん。今のところは大丈夫かな」

海琉「そっか。それなら、良かった」

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午後、もうすぐ始まるプールの授業に向けて、プール清掃が行われる

濡れてしまうため、事前に体操着の下に水着を着て掃除に取り掛かる

ひかる「はぁー…。ちょっと面倒だなぁ…」

星詩留「まぁね。でも、真面目にやらないと…後で大変なことになるよ」

ひかる「そうなの？」

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