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-Magical10：新たな仲間の登場？-
ある日の夕方…
ひかるたちが暮らす地域から、少し離れた場所の駅前…
ナイトメア「ウオオオォォ…！」
ノクティス「実験と称して、いつもと違う場所にナイトメアを仕掛けてみたが…。やはり、あいつらは現れないか…」
いつもナイトメアを仕掛ける場所は、ひかるたちの行動範囲を狙っている
仮に気付いていても、今回は簡単には駆けつけられない場所だ
ナイトメアを仕掛けて、既に10分近く時間が経過している
ノクティス「まぁ、いい…。このまま、この一帯を永遠の夜の世界に…」
どこからか、ナイトメアが攻撃される
ナイトメア「ウオオオォォ…！？」
ノクティス「！？」
あっという間に、ナイトメアが倒されてしまう…
ノクティス「こんな、短時間で…。しかも、魔法少年の姿を確認出来なかったぞ？」
周辺を見渡すと、魔法少年らしき人物のシルエットが2つ確認出来る
ノクティス「……確実に、今までの奴らと違う。また、新しい魔法少年ということか…！」
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夜、宮近家ではアンが何かを感じていた
アン「んー…」
宮近「どうした？」
アン「おかしいわ…。何度確認しても、同じ…」
宮近「何があった？」
アンがあまりにも深刻な表情をしているため、さすがの宮近も心配になる
アン「実は…依り代の気配を、5つ感じるの。どうやら、私の呼びかけに応えた依り代が…全員目覚めたようなの」
宮近「何だと！？」
アン「ただ…。残りの2つ、少し遠い場所から感じるの…。完全に、ひかるたちとは行動範囲が違うはずだわ…」
宮近「…」
幸いにも、海琉はひかると同じ最寄り駅を使用する地域に住んでいる
小田は2つ駅が離れている地域だが、そこまで遠くないし通っている高校も一緒だ
久保は通っている東阪高校の近くに住んでいるようで、招集をかけてもすぐに駆け付けられる範囲ではある
しかし、アンが感じている依り代の気配は、それよりも離れた場所から感じているようだ
宮近「それは、確かに困ったな…」
アン「詳しい場所までは、今の段階では特定出来ないわ。それに、魔法少年に変身したとも限らない…」
宮近「そうだな。ただ、依り代が目覚めただけの状態…という可能性もある」
アン「明日、気配を追ってみるわ。そして、どの辺りの地域なのか…。一緒に行動出来そうな感じなのか…。いろいろ調べてみるわ」
宮近「あぁ、頼んだぞ…」
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作者名：あきか
| 作成日時：2023年6月2日 20時
