。゜+゜。+ Magical12：逃げないで！ 飛翔と瀧の秘密+。゜+゜。 ページ37
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フレア「ガーネット、大丈夫か？」
ガーネット「うん！もう、全然痛くない！ありがとうございます！！」
ロゼ「どういたしまして」
サファイア「…ロゼ、戻ろうよ」
ロゼ「サファイア、もう少しくらい…」
サファイア「嫌だ。俺は絶対に、仲間になんか…」
岸「本当に、それでいいのか？」
岸とひかるが、現場に到着する
サファイア「誰ですか…？」
岸「まぁ、簡単に言えば…お前の先輩だ」
スイ「優太！！」
岸の姿を見て、スイが驚いた様子で姿を現す
岸「よっ！変わってねぇな、スイ」
スイ「優太…。お前は、随分と大人になったな」
岸「まぁな。今年、46歳だぞ」
スイ「そうか…。それだけの年月が経ったんだな」
サファイア「…」
ロゼ「まさか、こんなところで先輩に会えるなんてね」
サファイア「っ…」
スイ「サファイア、この機会だ…。素直に話すべきだぞ」
ラヴィ「僕もそう思うよ。逃げてばかりじゃ、意味ないよ」
サファイア「で、でもっ…」
2人の変身が解けてしまう
飛翔「あっ…」
瀧「飛翔、もう逃げるのはやめよう」
飛翔「でもぉ…」
恥ずかしいのか、瀧の後ろに隠れてしまう飛翔
ゴールド「え…？」
瀧「…まぁ、倒れないだけマシかな」
飛翔「うぅ…」
岸「…深い事情があるんだな？」
スイ「あぁ…」
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人がいない、路地に移動するひかるたち
久保は部活のため抜けてしまうが、ひとまず話を聞くことにする
瀧「まず、自己紹介だね。俺は、瀧陽次郎。南条学院の3年生だよ」
飛翔「山井飛翔…。瀧くんと同じで、南条学院の3年…」
海琉「田村海琉です。西館高校の1年です」
小田「小田将聖でーす。海琉と同じく、西館高校の1年生です」
ひかる「私は、宮近ひかる。私も、西館高校の1年生です。えっと、お父さんが魔法少年だったの…。それで、彼らのサポートのために一緒に行動してて…」
瀧「なるほどね。それで、いつも一緒にいたんだ」
岸「ちなみに、ひかるの父親と俺は一緒に戦ってたんだ」
瀧「なるほど。じゃあ、20年以上前…ですよね？」
岸「そうだな」
スイ「20年も経っているのか…」
軽く自己紹介を済ませ、本題に入る
岸「んで、どうして一緒に行動したくないんだ？」
瀧「俺は…一緒に行動してもいいって考えてます。ただ、飛翔が…」
飛翔「…」
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作者名：あきか
| 作成日時：2023年6月2日 20時
