。゜+゜。+ Magical12：逃げないで！ 飛翔と瀧の秘密+。゜+゜。 ページ30
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闇夜の使者のアジト
ドゥンケル「くっそーー！！」
サンドバッグをボロボロにする勢いで殴り続けるドゥンケル
オンブラ「うわー…。荒れてるな…」
アフタン「失敗したみたいだね」
ノクティス「まぁ、タブレット端末を壊さなかっただけ許そう」
タブレット端末を操作し、前回の戦闘記録を確認する
ノクティス「…そうか、また現れたんだな」
ドゥンケル「あぁ。最初に相手してた3人は、あっさり追い込めたんだよ。それなのにっ…！！」
怒りに任せて、思いっきりサンドバッグを殴りつける
ドゥンケル「あの2人さえ、現れなければ！！」
オンブラ「どんな奴らなの？」
アフタン「えーっと…。色は、青とピンクだったよ。青い子が、ちょっとクールな感じだったかな」
ドゥンケル「ピンクは、青い奴とは違った落ち着きがあったな。あくまで勘だけど、あの3人よりは年上だろ」
ノクティス「なるほどな…。そして、戦闘力も少し上…」
タブレット端末に、追加で記録をしていくノクティス
ノクティス「…奴らの行動範囲は不明か？」
ドゥンケル「そこまでは、知らねえよ。どこから現れたのかも、分からねえし…」
アフタン「本当、突然だったよね」
オンブラ「マジ？出現なんちゃら……ってやつ？」
ノクティス「神出鬼没…って言いたいのか？」
アフタン「多分、そうだと思う…」
オンブラ「え？」
自分が言い間違えていることに気付いていないオンブラ
そんな彼はさておき、ノクティスは今までの記録を見て考えこむ
ノクティス「おそらく、最初の出現は…南朝日奈駅で間違いない。あの辺りを狙えば、この2人組に出くわせるのかもな」
オンブラ「でも、いつもの場所より遠くね？南朝日奈駅って、いつも襲う街の隣の市だし…」
アフタン「そうだね。あの周辺に暮らしている子なのか、学校が最寄りなのか…」
ノクティス「…まだまだ、調べないといけないな」
サンドバッグを殴り続けるドゥンケルに近づくノクティス
ノクティス「おい、今回もお前が行け」
ドゥンケル「良いのか？」
ノクティス「あぁ。もう少し、情報を集めてこい。そして、南朝日奈駅周辺を狙え」
ドゥンケル「何で？」
ノクティス「俺たちの話を聞いてなかったのか！？」
アフタン「殴るのに集中してたみたいだね」
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作者名：あきか
| 作成日時：2023年6月2日 20時
