魔法少年☆大戦 New Generation-4- (ページ22)

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。゜+゜。+ Magical11：大ピンチ？テストに向けて猛勉強！+。゜+゜。ページ22

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すると、インターホンが鳴る

先に気付いた宮近が出迎え、部屋まで案内してくる

宮近「ひかる、お客さんだぞ」

星詩留「ひかるー！助けにきたよー！ついでに、助っ人も連れてきた！」

星詩留と、もう1人男性が部屋に入ってくる

如恵留「こんにちは。ひかるちゃん、久しぶりだね」

ひかる「え、如恵留さん！？」

星詩留「そう！お父さんを連れてきた！！」

なんと、星詩留は助っ人として父親の如恵留を連れてきた

彼も宮近家の薙刀道場の元門下生で、宮近とは古い付き合いだ

しかも、かなり頭が良くて、海外留学の経験もある

如恵留「君たちが、星詩留とひかるちゃんのお友達かな？初めまして、星詩留の父親の川島如恵留といいます。よろしくね」

海琉「よ、よろしくお願いします…！」

小田「かっこいい…！」

久保「しかも、名前が『のえる』って……すげぇ…」

ひかる「でも、どうして急に？」

如恵留「星詩留にお願いされたんだ。みんなが、期末テストに不安を抱いているってね。だから、勉強を教えに来たんだ」

宮近「如恵留なら、安心だな。こいつは、本当に頭が良い。海外留学の経験もあるから、英語が苦手なら聞いてみろ」

久保「はい！！すいません、英語を教えてくださいー！」

如恵留「いいよ。どこが分からないのかな？」

久保に英語を教え始める如恵留

ひかるも自分の部屋から勉強道具を持ってくる

ひかる「如恵留さんが来てくれて、助かったかも…」

星詩留「でしょ？ていうか、あの子は誰？」

ひかる「あ…」

この時が、久保と初対面だった星詩留

すっかり紹介するのを忘れていた

ひかる「えーっと…。東阪高校の子なの。ちょっと、いろいろあって…繋がったんだ」

星詩留「ふーん？」

小田「俺も、後で教えてもらおう～」

海琉「将聖…助けてよぉ…」

小田「助けたいけどさ、俺もピンチなの！」

海琉「そうだった…」

星詩留「田村くん、数学に苦戦してる？よかったら、教えようか？」

海琉「本当？じゃあ、ちょっと助けて…」

海琉に数学を教える星詩留

ひかる「よし、私も勉強しよう」

小田「俺も頑張ろう～」

黙々と勉強を進める4人

その様子を、廊下から宮近は静かに窺っていた

宮近「ひかる…良い仲間を得たな。本人に自覚はないだろうが、魔法少年と出会うまでのひかるとは…だいぶ変わったな」

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