魔法少年☆大戦 New Generation-4- (ページ11)

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。゜+゜。+ Magical10：新たな仲間の登場？+。゜+゜。ページ11

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ひかる「じゃあ、水をかけてきた…この3人だけにしてください。私たちは被害者だし、他の生徒たちは無関係ですよ」

周りの生徒たちも「そうだ、そうだー！」「無関係な生徒たちにも罰を与えるのは、拷問だー！」と、ブーイングが上がる

体育教師B「分かった…。宮近の言うとおり、この女子3人だけに罰を与えよう」

体育教師A「後で、生徒指導室に来い！場合によっては、親呼び出しだからな！！」

一件落着…と言いたいが、びしょ濡れになった海琉を心配するひかる

ひかる「海琉くん、本当に大丈夫？」

海琉「平気だよ。ちゃんと、濡れた時のためにタオルも持ってきているし」

ひかる「それなら…いいけど」

暑い日が続くようになっているが、この日は少し天気が悪くて肌寒かった

そんな状況で水を被ってしまったため、少し心配になる

ひかる「(海琉くん…風邪ひかないといいけど…)」

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夜、宮近の部屋でアンが1日中捜索した結果を報告していた

宮近「どうだった？」

アン「気配を追ったら、南朝日奈駅の周辺だったわ。間違いなく、あの周辺で依り代が目覚めているわ」

宮近「南朝日奈駅…。まぁまぁ遠いな…」

ひかるたちが住む街は赤嶺市、今回アンが気配を感じたのは隣の市である朝日奈市のようだ

少し遠いが、電車を使えば30分程で合流出来る

宮近「依り代たちには、会えなかったのか？」

アン「思った以上に、気配を感じる場所を特定するのに時間かかったのよ…。だから、依り代たちを探すのは明日にするわ」

宮近「そっか。お疲れ、ゆっくり休んでくれ…」

アンは部屋を出て、縁側で丸くなって寝てしまう

宮近「南朝日奈駅を最寄りとして使っている学生…かもしれないな。そうなると、その周辺の高校は…」

南朝日奈駅を最寄りとする高校を調べる

宮近「…やはり、この2つの高校か。朝日奈高校か…南条学院の生徒…」

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次の日…

西館高校 1年5組

星詩留「ひかる、おっはよ」

ひかる「おはよう…」

荷物を置き、1限の授業の準備をする

ひかる「星詩留、いつも早いよね…。私と同じ電車でも、間に合うのに…」

星詩留「あははー…。ついつい、早めに家を出ちゃうんだよね」

教室に海琉が入ってくる

海琉「おはよ…」

ひかる「おはよう…」

明らかに、元気がない海琉

少しだけ顔が赤いようにも見える

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