魔法少年☆大戦 New Generation-2- (ページ5)

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Magical4：強くなるための決心

午後の授業の休み時間、廊下がやけにざわついていた

ひかる「…何か、騒がしくない？」

海琉「そうだね…」

お手洗いに行ってた星詩留が戻ってくる

星詩留「いやー…大変なことになったね」

ひかる「何が？」

星詩留「ほら、この前田村くんにぶつかった子がいじめられてる様子だったじゃん？それが、どうやらビンゴだったみたいでさ。生徒指導の先生がブチギレて、いじめっ子の親呼び出しだって」

海琉「お、親呼び出し…」

おそらく、あの後に小田が担任の先生に相談したのだろう

その話が生徒指導の先生にも伝わり、速攻で説教を喰らったようだ

星詩留「今日の朝に、クラス全体を巻き込んでいじめたらしいよ。『みんなで、無視しようぜ』みたいな命令したって。きっと、それで心優しい誰かが先生にチクったんだろうね」

ひかる「なるほどね…」

海琉「でも、これでいじめが解決するなら…良かったね」

授業開始のチャイムが鳴り、自分の席に戻っていく星詩留

ひかる「…小田くん、頑張ったんだね」

海琉「そうだね。後で、本人からも聞いてみようか」

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放課後、駅の待合室で小田と合流する

ひかる「小田くん、お待たせ」

小田「俺も、さっき来たばっかり…。何か、いろいろ凄いことになっちゃって…」

海琉「親呼び出しだっけ？」

小田「そう…。担任の先生に相談してたら、偶然生徒指導の先生が近くにいて…。内容が聞こえてたみたいで、すぐに対応してくれたんだ」

ひかる「なるほどね…」

海琉「担任の先生の反応は？」

小田「実は、先生も分かってたみたい。今朝の件を、誰かが少し話してたみたいで…。だから、ちゃんと理解してもらえた。他のクラスの生徒たちにも、改めて注意するって」

海琉「そっか。ちゃんと対応してもらえて良かったね」

アナウンス『まもなく、霞町行きの電車が…』

ひかるたちが乗る電車の到着アナウンスが鳴る

ひかる「あ！！」

海琉「丁度、電車が来たね。行こうか」

小田「う、うん…！」

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