魔法少年☆大戦 New Generation-2- (ページ34)

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。゜+゜。+ Magical6：夢を守りたい気持ち+。゜+゜。ページ34

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1時間後…

観客席

ひかる「うーわー…」

小田「ねぇ、これ…コールド負けするよね？」

電光掲示板には「東阪 8-0 西館」と表示されている

星詩留「負けるだろうとは思ってたけど、ここまでだとは…」

試合は現在、7回裏で西館高校の攻撃

ここで点数が入らなければ、コールド負けになってしまう

ひかる「粘って一発、ホームランでも打ちなさいよー！！」

星詩留「あはは…」

小田のスマホに通知が入る

小田「…あ！海琉、追試終わったって！」

ひかる「本当？」

小田「これから野球場に向かうって」

星詩留「試合も終わりそうだし、カフェで集合にしちゃう？」

ひかる「あー…それでもいいかも」

東阪高校の陣営が、大盛り上がりしている

ひかる「……もしかして、終わった？」

星詩留「っぽいね」

小田「あーぁ…」

『あー！あー！マイクテストー！！』

ひかる「？」

球場のアナウンスが勝手に流れる

オンブラ『試合ご苦労様でしたー！というわけで、思いっきり暴れていいよなー？』

小田「ねぇ、この声って…」

ひかる「最悪…」

星詩留「？」

オンブラが観客席に現れる

オンブラ「世界よ、永遠の夜となれ！オープン・ザ・ダークネス！！」

野球のバットとボールに影が乗り移り、ナイトメアが生み出される

ナイトメア「ウオオオォォ…！！」

ナイトメアが叫ぶと、球場に夜の結界が発生し、空が夜のように暗くなる

星詩留「な、なに…これ…」

野球部員A「急に…眠い…」

野球部員B「うぅ…」

野球部員や、応援に来ていた観客たちが次々と倒れていく

オンブラ「さて、今回はド派手に…」

ひかる「いい加減にしなさいよーー！！」

オンブラ「んな！？」

観客席にひかると小田がいることに気付く

オンブラ「あ、いたの！？探す手間が省けたぜ！」

小田「知ってて、仕掛けたんじゃないの！？」

ひかる「えー…」

小田のカバンからルナが出て来る

ルナ「将聖、変身して！ソーレと海琉も気付いてると思うけど、迎えに行ってくる！」

小田「うん！」

ペンを握り、高く掲げる

小田「集まれ…聖なる光の力よ…！！」

ペンの先端に、パワーが集まっていく

小田「オープン・ザ・マジカル！！」

ペン先で三日月を描くと、変身空間に転移する

シルバー「夜を照らす、月の光！月の魔法少年ムーンライト・シルバー！！」

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