魔法少年☆大戦 New Generation-2- (ページ32)

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。゜+゜。+ Magical6：夢を守りたい気持ち+。゜+゜。ページ32

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数日後…

西館高校図書室

星詩留「いよいよ、明日が追試当日！田村くん、最後の追い込みだよ！」

海琉「うん…」

小田「何か、受験前みたい…」

ひかる「そうだね…」

星詩留は、カバンから何かを出す

ひかる「何これ？」

星詩留「実は…お父さんにお願いして、今回のテストの内容を基に模擬問題を作ってもらったの」

小田「え、凄い！！」

星詩留「自慢じゃないけど、お父さんはめっちゃ頭良いからね」

海琉「俺のために、わざわざ…。ありがとう、川島さん」

星詩留「どういたしまして。とりあえず、最後の追い込みとして今日はこれを解いて！これが出来れば、明日の追試は楽勝だよ！」

海琉「うん！」

星詩留が用意した模擬問題を解き始める海琉

苦戦しながらも、この数日間の勉強を思い出しながら解いていく

ひかる「…そういえば、明日って何時に行くの？」

星詩留「試合開始が10時だって。だから…9時くらいに駅集合でいいよ」

ひかる「9時ね。降りるのは北赤嶺駅だから…9時10分の電車だね」

星詩留「まぁ、それで間に合うでしょ」

小田「ねぇ、何の話？」

ひかる「明日ね、星詩留の付き添いで野球の試合を観に行くの。西館と東阪高校の交流試合だって」

小田「へぇー…！」

星詩留「広報部の仕事なんだよね。ぶっちゃけ、野球のルールとか知らないけど…。まぁ、ちゃんと見ていれば記事に出来るでしょ」

ひかる「星詩留…」

小田「…ねぇ、俺も一緒に行っていい？」

ひかる「私は構わないけど…。星詩留は？」

星詩留「全然OK！」

海琉「いいなー…。俺は追試だから、一緒に行けない…」

小田「あ…」

星詩留「じゃあさ、追試終わったら合流ってのは？試合終わったら、ビビッド☆カフェでおごるって約束してるし」

海琉「いいの？」

星詩留「もちろん！田村くんの、追試お疲れ様って意味も込めてね」

海琉「やった…！」

ひかる「じゃあ、その計画で。小田くんって、どこの駅から来るの？」

小田「東安住だよ。ひかるちゃんたちが乗る電車に合わせればいいんだよね？」

星詩留「東安住って、私たちが乗る赤嶺中央よりも2つくらい前の駅だよね？遠くから通ってたんだね」

ひかる「えーっと、予定では赤嶺中央を9時14分発の電車なの。大丈夫かな？」

小田「大丈夫、合わせられるよ！」

星詩留「よし、取材は面倒だけど…何か楽しみになっちゃった」

ひかる「そうだね」

海琉「俺は、追試頑張ります…」

小田「ファイトー！」

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