魔法少年☆大戦 New Generation (ページ6)

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。゜+゜。+ Magical1：新時代の魔法少年 +。゜+゜。ページ6

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アン「私は海斗のパートナーであり、ひかるのパートナーでもあるのよ」

アンは宮近家に仕える『依り代』と呼ばれる精霊

代々、宮近家の当主となる存在に力を与えてきたのだ

ひかる「…つまり、私も魔法少女になれってこと？」

アン「簡単に言えば、そういうことよ」

ひかる「絶対に嫌だ！！」

宮近「なっ…」

食い気味に即答するひかるに、宮近は困惑する

ひかる「ていうか、全然信じられないし！！お父さんが魔法少年だったとか、そんなの作り話でしょ？」

宮近「作り話じゃない！本当のことだ！！」

ひかる「その証拠は？」

宮近「それは…アンがいることが証拠だ」

アン「さすがに、変身していた姿の写真とかは無いからね」

ひかる「そんなの、全然説得力ないから！！魔法少年とか魔法少女なんて、絶対に信じないんだから！！」

部屋を出ていくひかる

宮近「あー…。まぁ、予想通りの反応だったな」

アン「仕方ないわよ。あの子が物心ついた頃には、魔法少年たちの活躍は終わってたんだから…」

宮近「そうだな…」

アン「でも、そんなに悠長なことは言ってられないわ」

宮近「分かっている。ここ最近、妙なデータが出ているからな…」

パソコンのモニターに、荒らされた風景の写真が出てくる

宮近「平和だったこの世界が、また謎の存在によって脅かされるのか…。ひかるを説得して、新しい魔法少年を集めて貰わないと…」

アン「まずは、眠っている依り代たちを起こさないといけないわね」

宮近「あぁ…。頼むよ」

部屋を出て庭に向かうと、大きな祠がある

アンは祠に向かって、祈りをささげる

アン「世界に再び、危機が訪れようとしているわ。眠っている依り代たち、どうか目覚めて…！」

祠が光に包まれ、5つの小さな光の玉が祠から飛び出していく

アン「5つ…。5匹の依り代が応えてくれたということね…。つまり、目覚める魔法少年は…5人」

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次の日

西館高校 1年5組

女子生徒A「ねぇ、転校生が来るらしいよー！！」

女子生徒B「しかも、ちょーイケメン！！」

クラスの女子たちが、転校生の話題で盛り上がっている

ひかる「ふーん…」

星詩留(せしる)「ひかるは興味なし？」

ひかる「あんまり…」

星詩留「私は興味あるな～。どれくらいイケメンなのか気になるし」

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