。゜+゜。+ Magical3：いじめは絶対に許しません！+。゜+゜。 ページ35
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男子生徒B「みんなも、こいつのこと無視でいいから」
男子生徒A「クラスみんなで、小田将聖のこと仲間外れにしようぜー！！」
大声で笑いながら、教室を出ていく2人
男子生徒C「なぁ、これ完全にヤバいだろ…」
男子生徒D「でもさ…助けて、次は俺たちがいじめのターゲットになったら…」
男子生徒C「……確かに」
小田を無視して、次々と生徒たちは教室から出て行く
小田「……これで、良かったんだ」
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数時間後…
グラウンド
ひかる「あー…マラソンしんどい…」
星詩留「本当だよ…」
通用口から校舎内に入ろうとすると、校舎裏にいる小田の姿が見える
ひかる「あれ…？」
星詩留「どうしたの？」
ひかる「ごめん、先に教室に戻ってて」
星詩留「？」
うずくまりながら、泣いている小田に近づく
ひかる「小田くん、どうしたの？」
小田「！！」
ひかる「目、真っ赤じゃん…。泣いてた？」
小田「うぅっ…」
ひかる「何かあった？」
小田「…もう、俺に居場所はない…」
ひかる「え？」
小田「クラスのみんなに……無視されるから…」
ひかる「はぁ！？」
海琉「ひかるちゃん？」
様子を見て心配になった海琉が合流する
ひかる「海琉くん…」
海琉「どうしたの？」
小田「もう、いいんだ…。あのクラスに、俺の居場所なんてない…。『嫌だ』ってハッキリ言えただけで、充分だよ…」
ひかる「もしかして、いじめっ子たちに反論したの？」
小田「うん…。そしたら、クラスのみんなで…俺のことを無視しようって言いだして…」
ひかる「え、酷すぎ…」
小田「誰も助けてくれない…。でも、こうなるって…分かってた。だから…いいんだ…」
海琉「…偉いね」
小田「え…？」
海琉「ちゃんと、自分の力で…いじめに立ち向かったんだね。凄く偉いよ」
小田「…」
海琉「自分のクラスに居場所はないかもしれない。でも、俺たちがいるよ？俺とひかるちゃんが味方だよ？」
小田「！！」
ひかる「そうだよ。私たちを頼っていいから」
小田「本当に…？」
海琉「うん！」
涙をぬぐい、ゆっくり立ち上がる小田
小田「あ、ありがとう…」
ひかる「これから昼休みだけど…。もしかして、ずっとここで泣いてた？」
小田「だって、教室に行きたくないし…」
海琉「まぁ、そうだよね…」
近くで、もの凄い物音がする
ひかる「え？」
海琉「何だろう？」
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AYANE(プロフ) - 凄く面白かったです。続きの更新、頑張ってください。 (2023年4月2日 14時) (
レス) id: 51fc191b8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきか
| 作成日時：2023年3月31日 22時
