。゜+゜。+ Magical3：いじめは絶対に許しません！+。゜+゜。 ページ32
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ひかると一緒に、小田がいることに気付く
海琉「あれ？君は…」
小田「あ、えっと…」
ひかる「とりあえず、保健室行くよ。その顔の傷、さっきの奴らのせいでしょ？」
小田「は、はい…」
海琉「何があったの？」
ひかる「ちょっとね…」
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保健室
小田「痛っ…！」
ひかる「我慢して…！」
顔の傷を消毒し、絆創膏を貼りつける
ひかる「よし、これでOK」
小田「ありがとうございます…」
海琉「お待たせ。荷物、持ってきたよ」
教室から、ひかるの荷物を持って保健室に入ってきた海琉
ひかる「ありがとう…！」
海琉「さて…。君って、今朝俺とぶつかった子だよね？」
ひかる「ネクタイが緑ってことは、1年生？」
小田「1年1組の…小田将聖です」
ひかる「小田くんね。私は、1年5組の宮近ひかる」
海琉「同じく、1年5組の田村海琉です。1週間前に、転校してきたばかりなんだ」
小田「あ…。あなたが、噂の転校生だったんだ…」
海琉「噂？」
小田「イケメンな転校生が来たって、同じクラスの女子たちが騒いでたから…」
海琉「そ、そうだったんだ…」
他のクラスの女子たちに噂されていたとは思わず、海琉の顔が引きつる
ひかる「今朝の感じと、さっきの様子を見て思ったけど…。小田くん、いじめられてるの？」
小田「……はい」
海琉「まだ、5月だよ？まさか、入学して早々に…」
小田「…最初は、仲良しだった。入学後のオリエンテーションで、誰にも声かけられなくて困ってたら…あの2人に声かけられて…。何となく話の趣味も合って、仲良くなれると思ってた。でも…」
ひかる「でも？」
小田「2週間くらい前から、急に意地悪なこと言われるようになって…。『宿題やるのダルいから、代わりにやってこい』とか、『日直の日誌を代わりに書け』って…。教室移動の時も、荷物を全部持つように言われたりして…」
海琉「典型的ないじめだね…」
小田「何度か『嫌だ』って言ったけど、そうすると『じゃあ、友達やめるぞ』とか『クラスにお前の悪い噂流して、誰とも仲良く出来ないようにしてやる』って脅されて…」
ひかる「はぁ！？最低にも程があるでしょ…」
あまりにも酷い仕打ちに、ひかるは思わず大声を出してしまう
海琉「担任の先生に相談は？」
小田「したいけど…。軽く注意されるだけで、いじめが加速しそうな感じがする…」
海琉「うーん…」
ひかる「困ったね…」
どうしようもない感じに、ひかると海琉も困る
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AYANE(プロフ) - 凄く面白かったです。続きの更新、頑張ってください。 (2023年4月2日 14時) (
レス) id: 51fc191b8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきか
| 作成日時：2023年3月31日 22時
