魔法少年☆大戦 New Generation (ページ23)

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。゜+゜。+ Magical2：戦う覚悟と認める心 +。゜+゜。ページ23

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ひかる「仲間って…。まだ、魔法少年が増えるってこと？」

ソーレ「そうだよ。魔法少年は、チームで戦うのが良いんだ」

岸「そうだな。俺も、先輩としてオススメする」

海琉「なるほど…」

ひかる「…」

不満そうな顔をするひかる

岸「ん？どうした？」

ひかる「これ以上…魔法少年が増えるなんて…」

岸「増えれば、確実な戦力になる。ていうか、1人で戦うのは危険なんだよ」

ひかる「そんなの分かってます！！魔法少年が危険なことだってことくらい…！」

カウンターテーブルを叩き、叫ぶように言い放つ

海琉「宮近さん…？」

岸「確かに、魔法少年として戦うのは危険だ。俺は、目の前で死んだ奴を見ている」

海琉「えっ…」

岸の言葉に、海琉は固まる

岸「その場で死んだわけじゃない。ただ、戦いの影響で死んだ…と言えばいいかな。まぁ、1番の原因は病気だったんだけどな。病気を隠して、無理して戦い続けた結果…ってこと」

ソーレ「あれは、僕たちも聞いた時はショックだったよ…。だからこそ、仲間で支え合って戦ってほしいなって思う」

海琉「…」

ひかる「…死ぬかもしれないなんて、そんなの嫌…」

海琉「え…？」

ひかる「田村くんが魔法少年として戦うのも、これ以上魔法少年が増えるのも…絶対に嫌！！」

岸「は！？」

海琉「宮近さん…」

ソーレ「だーかーらー！！どうして、信じてくれないんだよー！！」

ひかる「私は絶対に…嫌だから…」

カバンから財布を出し、カウンターテーブルにお金を置く

ひかる「ごちそうさまでした…」

そう言うと、ひかるはカフェを出て行く…

海琉「…」

ソーレ「もー！！」

岸「宮近は、ちゃんと説明してたのか？」

ソーレ「昨日、魔法少年については説明したよ。でも、ずーっとあんな感じなんだよ！」

岸「マジか…」

海琉「どうしたら…宮近さんが、俺が魔法少年として戦うのを認めてくれますか…？」

岸「んー…。まずは、信頼してもらうしかないな」

海琉「信頼…か」

岸「お前は、どうなんだよ？魔法少年として戦う覚悟はあるのか？」

海琉「……まだ、しっかり決意できたわけじゃないです。でも、宮近さんを守りたいって気持ちは…初めて変身した時から変わってないです」

ソーレ「…」

岸「……そうか。なら、大丈夫だな」

海琉「え？」

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