魔法少年☆大戦 New Generation (ページ20)

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。゜+゜。+ Magical2：戦う覚悟と認める心 +。゜+゜。ページ20

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ひかる「上手く言えないけど、とにかく嫌なの！！」

海琉「宮近さん…」

宮近「…」

ひかる「……夕飯の準備する」

そう言うと、ひかるは部屋を出ていく

アン「ひかる！！」

宮近「アン、追いかけるな…。分かっていたことだ」

アン「…」

海琉「きっと…気持ちが追いついてないのかも」

ソーレ「え…？」

海琉「宮近さん…午後の授業は、ずっと上の空だったから。あの現象が、きっと怖かったんじゃないかな…？」

宮近「なるほどな…。ひかるは妙にクールだが、本当は繊細で弱い子だ。昔の俺にそっくりだ」

海琉「そうなんですか？」

宮近「あぁ、こんなことまで似て欲しくないというくらい似ている。だからこそ、ひかるを変えるためにも…魔法少年と交流してほしいと願っているんだ」

海琉「…」

宮近「時間はかかってもいい。ひかるに…この現実を受け止めてもらいたい」

時計が18時を知らせる

宮近「もう、こんな時間か。家族を心配させると悪い、そろそろ帰るんだ」

海琉「はい…。お邪魔しました…」

部屋を出る海琉

宮近「はぁ…」

アン「今の状況では、ひかるを魔法少女として戦わせていいとは判断できないわ。依り代として、判断は間違えられない…」

宮近「俺は、ひかるに戦ってほしいとは願ってない」

アン「あら、そうなの？」

宮近の回答に、アンは少し驚いた様子だ

宮近「ただの、親バカさ…。ひかるを、危険な目に遭わせたくないだけだ」

アン「…あなたらしい理由ね」

宮近「戦わない代わりに、ひかるには魔法少年のサポートをしてほしいと考えている。そのためには、田村海琉が戦うことを認めてくれないとな…」

アン「そうね…」

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次の日

西館高校 1年5組

ひかる「…」

むすっとした表情で、1限の授業の準備をするひかる

星詩留「どうしたの？」

ひかる「いや…。何でもない…」

星詩留「？」

海琉が教室に入ってくる

海琉「おはよう、宮近さん」

ひかる「おはよ…」

星詩留「あらあら？すっかり、仲良しになった？」

ひかる「まぁ…話すようにはなったよ？」

海琉「えっと…川島さんだっけ？」

星詩留「川島星詩留です。こうやって、たまにひかるの席に遊びにくるから、よろしくね」

海琉「せしる…？凄い名前だね…」

星詩留「あはは…。お父さんの名前も珍しいから、その流れ…みたいな？」

海琉「そうなんだ。よろしくね、川島さん」

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