魔法少年☆大戦 New Generation (ページ17)

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Magical2：戦う覚悟と認める心

謎の怪物との戦いを終えて急いで学校に戻ると、まるで何事もなかったかのようになっていた

倒れていた生徒や教師たちは何も覚えておらず、むしろなぜ時間が過ぎているのかと不思議がっていた

海琉「これは…大丈夫ってことだよね？」

ひかる「多分…」

ソーレ「ある意味、助かるかもなー。敵の影響を、周りの人間たちが記憶出来ない仕組みなのは」

海琉「そうなの？」

ソーレ「今までの敵は、人前で堂々と暴れてたからさ。最悪な場合、魔法少年が戦う姿をテレビで中継されたし…」

海琉「えっ…。それは、ちょっと困るなぁ…」

ひかる「…」

午後の授業が始まり、ひかるたちは授業を受ける

しかし、ひかるはあまり集中出来ていなかった

ひかる「(田村くんが、魔法少年になるなんて…)」

目の前で変身し、戦っていた海琉の姿を思い出す

ひかる「(何か、田村くんを余計なことに巻き込んじゃった気分…)」

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夕方、海琉を連れて宮近家へ向かう

海琉は、宮近家の大きさに驚いていた

海琉「凄いね…。宮近さんの家、こんなに大きいんだね」

ひかる「薙刀の名門一家だからね。道場も併設されているし…」

海琉「薙刀かぁ…。宮近さんも、やっているの？」

ひかる「昔に少しだけね…。今はやってない」

海琉「そっか…」

家に入ると、アンが出迎えてくれる

アン「おかえり、ひかる。そして、海琉くん…いらっしゃい」

海琉「お邪魔します…！」

アン「部屋で海斗が待ってるわ」

アンに案内され、宮近の部屋に向かう

部屋に入ると、座椅子に座った和服姿の宮近が待っていた

宮近「おかえり、ひかる」

ひかる「ただいま…」

海琉「えっと…」

宮近「アンから聞いているぞ。新たな魔法少年、田村海琉」

海琉「よ、よろしくお願いします…」

用意された座布団に座るひかると海琉

宮近「俺は、宮近海斗だ。ひかるの父親であり、約25年前の魔法少年だ」

海琉「凄い先輩ですね…」

海琉のカバンから、ソーレが出てくる

ソーレ「久しぶりだなー」

宮近「お前か…。依り代たちは、全然変わってないな」

ソーレ「ねぇ、チラっと聞こえたけど…。お前らが現役だったのって、20年も前なのか？」

宮近「そうだぞ。俺は今年で、44歳だ」

ソーレ「はぁーー！？」

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