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夜
本庄家 ユウトの部屋
ユウト「……よし、今日のレポート報告は終わり」
椅子に座りながら背伸びをしていると、通信が入る
ユウト「っ…。これは、絶対に…」
ヒダカ『ヤッホー!!』
ユウト「やっぱり、お前か…」
ヒダカ『何だよ、その反応は!!』
ユウト「お前は、夜でも元気だな…」
ヒダカ『そう?』
ユウト「で、どうした?」
ヒダカ『あれから、順調なの?近況報告を聞かせてよ』
ユウト「まぁ、おかげ様で…。気まずい雰囲気は無くなったよ」
ヒダカ『そっか!俺も、詩織とは相変わらず順調だぞ〜!』
ユウト「お前らは最初から順調だろ…」
ヒダカ『ていうか、デートしてる?あと、キスは?キス以上のこともした?』
ユウト「質問攻めするな!!」
ヒダカ『だって、気になるんだもん!!』
ヒダカの容赦ない質問攻めに、ユウトは少々呆れながらため息をつく
ユウト「デートは検討している。ただ、Aがバイトを始めたんだよ…。バイトのシフトもあるから、そう簡単にデートが計画出来なくて…」
ヒダカ『ふーん…。バイトさせて大丈夫?』
ユウト「今のところは、大丈夫。Aがお金に余裕を持ちたいって言うから、許可したんだよ。Aがやりたいって言ったことを、否定する権利は俺には無いし」
ヒダカ『俺はダメって言ったけどね』
ユウト「お前な…」
ヒダカ『だってさ、詩織がバイトしちゃったら…一緒にいられる時間が少なくなるじゃん!ただでさえ、平日は学校に行ってるし…。バイトなんて始めちゃったら、土日のデートも出来ないでしょ?俺はそれが嫌で、詩織のバイトはダメって言ったの』
ユウト「まぁ、気持ちは分からないわけではない。でも、俺はAの意思を尊重しただけだ」
今まで上手くいかなかったのは、ユウトがAを軽く束縛気味だったのも原因だ
Aの気持ちを尊重して、危険が及ばない程度に自由にしようと決めたのだ
ヒダカ『何事もないといいね。バイト先で出会った、お前意外の男に取られるなよー?』
ユウト「この前の件もあるし、さすがに2度も…」
ヒダカ『分からないよ?前回の相手は引いてくれたけど、次の相手は引かないかもよ?』
ユウト「…」
ヒダカの煽りに、ユウトは黙り込む
彼の言うとおり、前回の相手である奏は彼女がいたため引いてくれた
でも、次に現れる相手も引いてくれる相手だとは限らない
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さら - はじめまして!!更新凄く嬉しいです!!ずーっと前から読んでて久しぶりに見たら更新されてたので、早速読みました!!移動もおめでとうございます!!これからもお話楽しみにしてます!!寒いので、お体には気を付けてくださいね!! (2023年1月31日 23時) (レス) @page7 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきか | 作成日時:2023年1月30日 20時