検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:6,216 hit

。゜+゜。〇レンタル-50〇。゜+゜。 ページ5

.



A「ユウトくんが言うには、アンドロイド彼氏は自分でお金を管理することは出来ないんだって。だから、運営している会社の経費で支払うために専用のカードがあるみたいで…」

真里亜「ほぇー…。凄いのね、本当に」

詩織「それで、バイトはどうするの?」

A「まぁ、無難にコンビニかなー…」

葵「確かに、良いかもね。ここら辺、コンビニ多いし」

真里亜「でも、素朴な疑問。Aの彼氏が、バイトを許してくれるかな?」

詩織「確かに…。実は、私もバイトしたいって思ったけど…ヒダカに拒否されたんだよね」

A「そうだったの!?」

詩織「でも、彼はどうだろうね?」

A「んー…。頑張って、説得するよ」


HR開始のチャイムが鳴る

真里亜と葵は、自分の席に戻っていく


A「(きっと…説得すれば、大丈夫だよね)」


.


アンドロイドショップ


廉「あー…暇やー…」

海人「暇だねぇ…」


広い店内には、客が誰もいない


廉「珍しいんちゃうか?こんなに、お客さんがおらんの」

海人「ていうか、最近のレンタル率…めっちゃ下がってるんだけど」


タブレット端末に、業績のグラフが表示されている

表示されている棒グラフも折れ線グラフも、右肩下がりだった


廉「げぇ!?ヤバいやん、これ…」

海人「でしょ…?」

廉「最後にレンタルしたの、いつや?」

海人「えー…?いつだっけ?」

紫耀「2週間前じゃない?」


店の奥にある扉から、背伸びをしながら出てくる紫耀


廉「よぉ憶えてるな?」

紫耀「記録が残ってるからね」


タブレット端末で、直近1ヶ月のレンタル記録を見る海人


海人「あー…本当だ。最後のレンタル記録は、2週間前。この1ヶ月でレンタルに出したアンドロイドは、5体…か」

廉「んー…。ピーク時は、1ヶ月で10体近くもレンタル出してたんに…」

紫耀「ちょっとペースは落ちたかもね。でも、そろそろ3ヶ月経って返却されるアンドロイドもあるんじゃない?」

海人「そうだね。返却されると、案外新しいお客さんが来ることもあるし」

廉「ちょっと先行きが不安な感じやった、Yuto-116も持ち直したっぽいし。しばらくは平和かもな」

紫耀「そうだね。平和が続けば…いいけどね」


タブレット端末に表示された、とあるアンドロイドの記録を見る紫耀

その表情は、少し険しい表情だった…




.

。゜+゜。〇レンタル-51〇。゜+゜。→←。゜+゜。〇レンタル-49〇。゜+゜。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
262人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズJr. , 美少年   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さら - はじめまして!!更新凄く嬉しいです!!ずーっと前から読んでて久しぶりに見たら更新されてたので、早速読みました!!移動もおめでとうございます!!これからもお話楽しみにしてます!!寒いので、お体には気を付けてくださいね!! (2023年1月31日 23時) (レス) @page7 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あきか | 作成日時:2023年1月30日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。