私立ガムシャラ高校 。゜◇ Jr. ◇゜。

。゜+。◇ Battle35 ◇。+゜。 ページ36

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Cクラス




宮近「はぁ！？ダルマと勝負する！？」

岩橋「嶺亜と羽生田の財布を取り返しに行く」

顕嵐「あそこはヤバい！！最恐クラスの次に強いと言われる『雪ダルマ』に遭遇したら終わりだ！！」

岩橋「俺が簡単にやられると思ってんの？」

宮近「いや…そうじゃなくて…」

顕嵐「玄樹は知らなすぎだ！雪ダルマは警察も手出しできないくらいなんだよ！」

岩橋「え…」

挙武「顕嵐の言う通り…雪ダルマは警察も怯えさせるくらいの存在だ」

岩橋「じゃあ…最恐クラスは…」

嶺亜「最恐クラスは、不良のたまり場である我武者羅のトップ組織だから…元から警察も手出ししないんだよ」

宮近「代官附属は色んな分野で優秀な人材を輩出してる学校。でも…そのせいか不良グループも特化してしまったんだ」

顕嵐「最初は教員も警察も雪ダルマを制圧しようとしたけど、あまりの強さにお手上げになってしまったんだ」

岩橋「だから…最恐クラスの次に強いって…」

顕嵐「そういうこと…」

挙武「今回…俺らを襲って来た奴らはダルマ組織の中でも弱い奴ら…。でも…下手をすれば雪ダルマが出てくる…」

嶺亜「玄樹…俺らの財布は良いよ…。無理だけは…」

岩橋「…」

神宮寺「嶺亜の言う通りだ。ダルマだけは相手すんな」

岩橋「神宮寺…」

神宮寺「いくら強いお前でも……ダルマは無理だ！」

岩橋「…」





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公園



岩橋「何で…みんな…」

海人「兄さん…」

岩橋「無理な相手って分かったけどさ…あそこまで止めなくても…」

海人「みんな…兄さんのことを気遣ってるんだよ」

岩橋「え？」

海人「最初は心開いてなかったんでしょ？なのに…今はこんなにCクラスの人たちを想って行動してる」

岩橋「それは…」

海人「いつの間にか、兄さんの気持ちが変化してた。それにみんな気づいてるんだよ。だからこそ…無理はさせたくないんじゃない？」

岩橋「…」

海人「カイは無理に引き留めないよ。兄さんの味方だから」

岩橋「海人…」

海人「どうするの？」

岩橋「じゃあ…付き合ってくれるか？」

海人「うん。兄さんの気が済むまでね」





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