検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:6,533 hit

。゜+゜。〇-Episode10:初めてのプレゼント-〇。゜+゜。 ページ25

.



-Episode10:初めてのプレゼント-


季節は、すっかり真夏の7月中旬

沙耶の部屋で、何やら楽しそうに会話をする沙耶と鞠子

鞠子が通う華月学園も夏休みが近いため、講義が早く終わる日は沙耶に会いに来るようになった


鞠子「じゃーん!沙耶さんに似合いそうな、リップグロスを買ってきました!」

沙耶「へ!?」


淡いピンク色のリップグロスをプレゼントする鞠子


沙耶「可愛い色…!」

鞠子「ちなみに、私もこのシリーズの色違いを持ってます♪」


鞠子は、オレンジ寄りの赤のリップグロスを見せてくる


沙耶「そっちの色も、可愛いですね。鞠子さんにピッタリです」

鞠子「パーティーとかで、ぜひ使ってほしいです♪」

沙耶「はい!使わせてもらいますね」


早速、沙耶はメイクポーチに貰ったリップグロスをしまう


鞠子「沙耶さん、ちょっといいですか?」

沙耶「はい?」

鞠子「沙耶さん…優希さんの誕生日をご存知ですか?」

沙耶「いえ…。そういえば、聞いたことない…」

鞠子「あら、知らなかったんですね。実は、もうすぐなんですよ?」

沙耶「えぇ!?」


婚約者になって3ヶ月近く経つが、誕生日を知らなかった

年齢は把握していたが、誕生日までは聞いていなかったのだ


鞠子「7/23が、優希さんのお誕生日です。タツと誕生日が近いので、覚えてたんですよ」

沙耶「23日って…本当にもうすぐだ…」


部屋のカレンダーを見て、少しショックを受ける沙耶

婚約者として、何もしないわけにはいかない

しかし、あと数日で何か用意出来るだろうか?


沙耶「鞠子さん…どうしたらいいですか?」

鞠子「そうですねぇ…。無難に、何かプレゼントを用意してみたらどうです?」

沙耶「まぁ…そうなりますよね。でも、優希さんにプレゼント…何を渡したらいいんだろう?」


2人で「うーん…」と言いながら考えるが、和田は意外とミステリアスな部分が多い

男性が喜びそうなプレゼントを想像するが、沙耶が用意出来そうな物は思い浮かばなかった


沙耶「本当、どうしよう…」

鞠子「……あ、手料理はどうですか?」

沙耶「へ!?」

鞠子「沙耶さん、お料理は得意ですか?」

沙耶「まぁ…それなりに出来ます。実家にいた頃は、夕食は私が準備していたので」

鞠子「沙耶さんの手料理で、優希さんをお祝いするのはどうですか?粋なサプライズになりそうだと思いません?」

沙耶「なるほど…!」




.

。゜+゜。〇-Episode10:初めてのプレゼント-〇。゜+゜。→←。゜+゜。〇-Episode9:婚約者失格?-〇。゜+゜。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズJr , Jr.SP , IMPACTors   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あきか | 作成日時:2022年11月26日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。