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。゜+゜。〇-Episode9:婚約者失格?-〇。゜+゜。 ページ15

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会場に入った途端、会場内に集まっていた参加者たちがざわつく


令嬢A「和田一族の皆様よ…!」

令嬢B「なんて美しいのかしら…!」

御曹司A「和田様のお隣にいる女性が、噂の婚約者か?」

御曹司B「素朴な雰囲気だが、綺麗な人だ…!」


注目されていることに気付き、沙耶の緊張は一気に増す


沙耶「(う〜…!!やっぱり、慣れないよぉ…)」


沙耶が緊張していると察したのか、和田は「大丈夫」というように沙耶の肩を優しく叩く

空いている席に着き、ようやく注目の的から解放された


沙耶「ふぅ…」

和田「緊張した?」

沙耶「はい…」

鞠子「大丈夫ですよ。慣れていけばいいですから」


すると、どこかからパタパタと足音が聞こえてくる


江里子「優希様ーー!!お会いしたかったですわーー!!」

和田「げぇ!?」


勢いよく、江里子は和田に抱き着く

和田の隣にいた沙耶は、突然のことに驚きを隠せない


江里子「ずっと待っていたのですよ。今日も素敵ですわ〜!!」

和田「…」


周りの目を気にすることなく、和田にべったりな江里子

浩大と龍も、呆れた様子だ


和田「江里子…頼むから、離れてくれ…!!」

江里子「嫌ですわー!久しぶりに会えたんですもの」

和田「俺の隣に、婚約者がいるんだよ!婚約者の前で、こんな光景を見せたくないんだよ!!」

江里子「へ?」


和田の一言で、ようやく江里子は沙耶が隣にいることに気付く


江里子「あら、あなたが優希様の婚約者?全く気付きませんでしたわ」

沙耶「え…」


本当なのか、わざとなのか…

困惑する沙耶を横目に、江里子はお構いなしに和田にくっついている

和田は「早く、この状況をどうにかしろ」という目線を浩大に送り、察した浩大がようやく江里子を和田から引き離す


浩大「江里子様、おやめください。周りへの配慮も考えて、行動をお願いします」

江里子「そう言われましても…」


何が不満なのか、和田から引き離されて江里子は不機嫌だ


奏「おい、江里子!!」


騒ぎを察した奏が、慌てた様子で駆け付ける


奏「お前、何やってんだよ!!」

江里子「何って、優希様に挨拶ですわよ」

奏「抱き着いてただろ!見えてたぞ!和田の隣に婚約者がいるっていうのに、お前は…!!」


奏はちゃんと、和田の隣に沙耶がいることを把握していた

だからこそ、突拍子もない江里子の行動に怒っていた


奏「ごめんね、俺の妹が…。大丈夫?」

沙耶「は、はい…」




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作者名:あきか | 作成日時:2022年11月26日 0時

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