魔法少年☆大戦 -4- 。゜+ Jr. +゜。

。゜+゜。+ Fight114 +。゜+゜。 ページ10

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顕嵐「…っ」

宮近「どうした？」

顕嵐「…ダメだ……玄樹に連絡通じない…」

ジェシー「この寒さで、電話が出来なくなってるのか…」

北斗「それに…岩橋は来れないかもしれない。俺らだけで行こう」





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岩橋家



岩橋母「玄樹！早く車に乗りなさい！寒いんだから…」

岩橋「うん…」

ラヴィ「もしかして…感じてる？」

岩橋「戦ってるよね…。でも…」




車に乗る岩橋




岩橋母「この寒さで学校が早く冬休みに入って良かったわね。ゆっくり治療ができそうじゃない」

岩橋「うん…」



車が発進する




岩橋母「それにしても…どうして今年はこんなに寒いのかしらね？去年もひどかったけど、今年はもっとひどいじゃない…」

岩橋「…」

岩橋母「今年の誕生日は療養所で過ごすことになるわね。ちゃんとお祝いに行くから」

岩橋「…ありがとう……」







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商店街



妖魔「ギャアアア…」

挙武「くっ…」

松田「ダメ…もう…」

松倉「そろそろ…限界…」




田島「ああぁぁ…」

嶺亜「追い込まれたね…」

颯「さすが闇堕ちの魔法少年が操ってるだけあるな…」

田島「ジャスティスーーー！！どうしたらいいのーーー！？」

ジャスティス「…」

田島「前みたいに喋ってよぉ…」

颯「タジ…」





妖魔「ギャアアアァァ！！」



妖魔が吐き出した吐息で、街が凍り始める



松田「え…」

松倉「凍ってる…！？」

挙武「まずい…！このままだと、街が壊滅する！！」








顕嵐「街が凍り始めてる…！？」

北斗「いよいよ危ないな…」

ジェシー「雪と寒さで、なかなか妖魔の場所にたどり着けない…。これも神宮寺の計算通りなのか…？」

宮近「くっ…」






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療養所



専門医「お待ちしてました。寒い中、ご苦労様です」

岩橋母「今日からお願いします…」

岩橋「お願いします…」

専門医「それじゃあ、岩橋さんの病室に…」





アナウンサー『緊急速報です。街の中心地に現れた、謎の怪物の影響なのでしょうか……街が突然、凍り出しました！』






岩橋「え…！？」






アナウンサー『この謎の怪物を倒すために、高校生くらいの少年たちが懸命に戦っていますが…どうやら歯が立たない様子です。自衛隊なども出動を…』




岩橋「嘘……こんなにひどい状況なの…？」





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