魔法少年☆大戦 -4- 。゜+ Jr. +゜。

。゜+゜。+ Fight136 +。゜+゜。 ページ32

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神宮寺「終わり…？そうだな…お前を倒して、終わりにしてやろうか…」

岩橋「違うよ…。俺が神宮寺を助けて…この戦いを終わらせる。でも…きっとまた新しい戦いが始まる」

神宮寺「…」

岩橋「終わりは始まり…。未来へ繋がる一歩だよ」

神宮寺「未来なんか…」

岩橋「あるよ…。俺はまた…神宮寺と一緒に笑いたい…。ケンカもするけど…それでも神宮寺が大好きだから…！これからもずっと…神宮寺と一緒にいたい！！」

神宮寺「っ……うぅっ…！」

岩橋「神宮寺…？」

神宮寺「あぁっ……また…内部から抑え…」


座り込む神宮寺


岩橋「神宮寺！！」

神宮寺「……き…」

岩橋「え？」

神宮寺「玄樹…」

岩橋「神宮寺…！正気に…」

神宮寺「お前らしい…理由だな…」

岩橋「え？」

神宮寺「世界中の人たちを笑顔にしたい…か…。本当…お前らしい理由だよ…」

岩橋「神宮寺…」



バディ『おのれ…！しぶとく生き残っていたか…！』



神宮寺「っ…！うあ゛あぁっ！！やめっ……」

バディ『オイラを抑えつけるとは…！だが…無駄なことだ…！』

神宮寺「玄樹っ……だけは…！もうっ…」

岩橋「…」

バディ『大人しく消え失せろ…！』

神宮寺「あ゛あぁぁぁっ！！」

岩橋「やめてっ…！もう…神宮寺を苦しめないでぇ…！」




神宮寺を抱きしめる岩橋




神宮寺「玄樹っ…」

岩橋「神宮寺…1人にしてごめんね…。いつも支えてもらってばかりで…神宮寺がいないと何もできなかった…。それなのに…急に顕嵐と仲良くしたら……寂しかったんだよね？」

神宮寺「…」

岩橋「ごめんっ……気づけなくて…」

神宮寺「玄樹の…せいじゃない…。俺の心が…弱かっただけ…」

岩橋「ううん…。俺が悪いよ……。本当に…ごめん…」

神宮寺「…」

岩橋「初めて会った時は…俺が神宮寺に助けてもらった…。だから…今回は俺が助ける…！」




バディ『ぐぅっ…！おのれ…！』



神宮寺「！！」

岩橋「神宮寺！！」

神宮寺「ダメだっ…。このままだと…また…！」

岩橋「…」

神宮寺「玄樹……俺を…撃て…！」

岩橋「え…！？」

神宮寺「俺のことは構うな…！バディを…抑えてるうちに…！」

岩橋「…」

神宮寺「早く！！」

岩橋「……っ…」





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