。゜+゜。+ Battle1-今日から最高クラス！？- +。゜+゜。 ページ6
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夜
林家
リビング
蓮音「……ってことでさ、クラスが急に変わった」
拓音「マジ？A組って…セレブとかしか入れないクラスでしょ？」
蓮音「そうだよ！！お金ないのに…セレブクラスとか…」
拓音「蓮音には、もったいないクラスだなー」
蓮音「そんなの、自分が一番分かってるよーー！！」
拓音「でも、良かったじゃん。このまま、A組で卒業出来たら…良い進路になるかもよ？」
蓮音「そうかな？ていうか、全然進路考えてない…」
拓音「そろそろ決めないとダメじゃない？ダンス系の専門学校とかは？」
蓮音「一応、夏休みにオープンキャンパスに参加したけどさ…。まだ、明確には…」
拓音「生徒会長にお願いして、良い進路を勧めてもらったら？」
蓮音「瑞稀くんを、そんなことに利用したくねー！！」
拓音「まぁ、そうだよね。蓮音の進路は蓮音が決めるべき。自分の居場所は、自分で決める…。それが一番だよ」
蓮音「自分の居場所…か」
拓音「A組は馴染めそう？」
蓮音「んー…どうだろう？明日から、徐々に慣れていけばいいな」
拓音「頑張れ。ところで、その紙袋は何？」
蓮音「あぁ、元々着てた制服。返却しろって言われたんだけど、渡しそびれちゃって…。持って帰ってきちゃった」
拓音「なるほどね。まぁ、クリーニングに出してから返却でもいいんじゃない？」
蓮音「そうだな」
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次の日
3年A組
蓮音「はぁー…。やっと、午前の授業終わった…」
橋本「蓮音、メシ行こうぜ〜」
蓮音「行くって…どこに？」
優斗「カフェに決まってんだろ！A組は、みんなそこでメシ食うんだよ」
蓮音「そうなの！？弁当持って来たのに…」
橋本「おいおい、弁当なんかいらねえよ。A組はカフェで済ませられるんだぞ」
蓮音「そ、そんなの…昨日聞いてないし…」
瑞稀「まぁまぁ、蓮音は元B組だから仕方ないよ。今日はカフェで持って来たお弁当食べるといいよ」
蓮音「じゃあ、そうするよ…」
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A組専用カフェ
蓮音「(何だ、ここ…。学校内とは思えねえ…)」
瑞稀「蓮音、こっちおいで」
蓮音「うん…」
窓際の広い席に座る4人
蓮音「何か…凄いね、ここ…」
瑞稀「徐々に慣れていってよ。いきなりA組らしくしろって言われても無理でしょ？」
蓮音「まぁ…」
橋本「明日からは、弁当いらねえって家族に言えよ？」
優斗「このカフェのランチは、マジで最高だから」
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作者名：あきか
| 作成日時：2022年3月26日 21時
