ハイスクール×バトル (ページ5)

今日:19 hit、昨日:10 hit、合計:12,921 hit

。゜+゜。+ Battle1-今日から最高クラス！？- +。゜+゜。ページ5

.

橋本「そして、ここが…3年A組の教室」

教室のドアとは思えない、豪華な扉がある

蓮音「は…？これが、教室のドアなの？」

ドアを開けて教室に入る3人

蓮音「(な、何だこの教室…！！教室の中はいたって普通だけど、やっぱり…周りの生徒たちが只者じゃない…！！)」

橋本「瑞稀ー！連れて来たぞ」

優斗「時間かかってごめん！」

瑞稀「いいよ、ご苦労様」

蓮音「え、生徒会長…！？」

瑞稀「ようこそ、3年A組へ。林蓮音くん、歓迎するよ」

蓮音「あのー…。何で俺がA組に…？」

瑞稀「あはは、まぁ不思議に思われても仕方ないね。この理由はちょっと聞かれたくないから…はしもっちゃん」

橋本「はいはい。みんな、始業式まで図書室かカフェで待機ー！」

優斗「みずっくん、朝のSHRは無しでいいよね？」

瑞稀「うん。後で、シゲアキ先生にも報告しておくよ」

教室を出るA組の生徒たち

蓮音「え、いいの…？」

瑞稀「良いんだよ。担任であるシゲアキ先生に報告すれば、ちゃんと許してくれるから」

蓮音「はぁ…」

瑞稀「で、君をA組にした理由だけど…覚えてない？」

蓮音「何が！？」

瑞稀「夏休みだよ。不良たちから、俺のこと助けてくれたじゃん」

蓮音「あ……あぁーー！！え、あれ…生徒会長だったの！？」

瑞稀「そうだよ。まぁ、帽子被ってたし…分からなかった？」

蓮音「全然分からなかった…」

瑞稀「あんな奴らに勇敢に立ち向かえる度胸がある君なら…このクラスに入れてもいいかなって。助けてくれたお礼に、A組に昇格ってわけ」

蓮音「そ、そんな理由で？あの…A組って確か、寄付金の制度ありますよね？俺の家…金ないですよ？」

瑞稀「あはは。そのことなら気にしないで。君が一般家庭なのは承知で昇格させてるから。ちゃんとお金のことは考えてあげるから心配しないで？」

蓮音「わ、分かりました…」

瑞稀「あと、今日からクラスメイトなんだから…敬語はやめて？俺のことも、瑞稀でいいから」

蓮音「あ、はい…。じゃなくて、うん…。瑞稀…くん」

瑞稀「久しぶりに『くん』付けで呼ばれたかも。まぁ、良いけどね。今日からよろしくね、蓮音」

.